オカンハック

母親目線での「便利!」を備忘録的に書き溜めていこうと思います。

【受講記録】ハハの学校#3 「おっぱいについて」

子育て支援カフェ Picknick」主催の「ハハのがっこう」に参加してきました。
「ハハのがっこう」とは、助産師のキャンベルなおみ先生による、「オトナの女性のための保健体育」をテーマにした全5回の講座です。

今回は第3回の「おっぱいのしくみ」。
私は、第2回の講座に引き続き、2度目の参加です。


母乳が出る医学的なしくみや、母乳育児のメリット・デメリット・迷信、出やすくする方法、卒乳について学びました。

講座概要

母乳は、乳房の中にある乳腺で血液から作られます。
なので、いい母乳をたくさん出すには、血の巡りを良くし、血液をサラサラにすることが大切です。
胎児の時と同じく、アルコールやタバコ(ニコチン)、カフェインを控えるべきなのも、これらが血液を通じて赤ちゃんに入ってしまうから。
妊娠中と異なり脂っこいものを控えたほうがいいのも、母乳生成の際に乳腺や乳菅に脂肪が詰まるとされるためです。
※出が悪いのか、私はケーキだろうがピザだろうがヘッチャラでしたが……

母乳を作るのは、主に2つのホルモンが影響しています。
プロトラクチンは乳腺の発達と母乳の生産を、エストロゲンは乳管を収縮させて貯めた母乳を乳首から出します。

妊娠すると胎盤からプロトラクチンが分泌されるように指令が出ますが、同時に「まだ母乳は出さなくていいから!」というホルモンも出るので、胸は大きくなりますが、母乳は出ません。
出産により胎盤が剥がれることで母乳抑制ホルモンの分泌が止まり、母乳の生産が始まります。

そして、出産や赤ちゃんが乳首を吸う刺激でオキシトシンが分泌され、乳管洞に溜まっていた母乳が出てきます。
このオキシトシンは、別名「愛情ホルモン」と呼ばれ、母性を持ちやすくする働きがあるそうです。

……なーんていう知識を聞きかじって、
「ミルクなんてダメ!
母乳じゃないと母性が育たないわよ!
免疫が少ない、体の弱い子になるわ!」
「吸わせてれば出る!
乳首が切れた?気合が足りん!」
という迷信を吹き込む輩がいるから、そういうデマは話半分に聞いて、あまりストレスを溜め込まないで、ママのペースでね⭐︎
という助言もありました(笑)

このエントリーをここまで読んでる男性は少ないだろうけど、
男性も「そんなこと言われても分かんない!」って耳を閉ざしたり、逆にオカアサマやメディアの言うことを鵜呑みにせず、
奥さんに寄り添って、話を聞いて、サポートしてあげてね。
とも、仰ってました。

母乳が出るしくみの他、今の若い子に平坦な乳首や陥没乳首が増えていることも指摘がありました。
キツいブラで寄せて上げて締め付けることで、乳首の筋肉が強張ってしまったり、発達が抑制されることが原因です。
赤ちゃんが吸いにくいので、こういう場合は妊娠中から特別なケアが必要になります。
ジャストサイズをつけることが予防になりますが、その土台として、思春期に性的な話ができるくらいの親子関係を構築することが大切と説いていらっしゃいました。

卒乳については、専門家による「断乳サポート」について触れながらも、
「いつかは母乳だけでは栄養不足になるから、そのうち自然と離れる時が来ます。
でも、おっぱいを吸ってお母さんと繋がることで、子供は安心感を得ているんです。
乳ばなれは独り立ちの第一歩なので、それまでの時間を大切に。」
と、仰っていました。


感想ですが、
「出やすくする努力は出来るけど、どうせ1年ちょっとのことだから、そんなに気にしなくていい。」
「卒乳はそのうちできるから、大丈夫!」
という言葉に、肩の荷が下りました。
雑談の「ベビー連れで行くディズニーリゾート攻略法」のほうもすごく興味深かったです(笑)


受講後についてくるランチも美味しかった!
このトマトスパゲティは、ベーコンの代わりに高野豆腐を使ってあり、ヘルシーなのに食べ応えたっぷりです。

子育て支援カフェ Picknick」は、アサヒ住宅が運営している、日進市のレンタルレストラン「ベル・スール」にて、木・金のランチのみ営業しています。

大人用メニューの他、幼児食や離乳食もあるのが嬉しいですね。※完全予約制


次回は「誕生学」です。
「ハハの学校」の中で、一番楽しみにしていたプログラムで、「なぜ私のところに産まれてきたの?」がテーマです。
やっと授かったはいいものの、やはりマイペースな私に適正がないようで、不安になっていた時に見つけ、参加するきっかけとなりました。
後からネットで「誕生学」を検索し、「疑似科学」「オカルト」と叩かれてるのを読んでヘコみましたが、助産師であるキャンベル先生の講義内容は、そうじゃないらしい???

気になった方は、Picknickさんまで連絡してみてくださいね。
講座は単発での参加も受け付けてくれるので、人数に余裕があれば、受講できるかもしれません。