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オカンハック

母親目線での「便利!」を備忘録的に書き溜めていこうと思います。

【受講記録】6/26マルハチ会LP勉強部#5「マイナス金利政策を踏まえての資産形成と生命保険の効果的な設計方法」<上>

イベント報告 マネー

2016年1月29日に日銀より発表された、日本初となるマイナス金利政策の導入。
保険商品が売り止めになったり、株式相場がひっくり返ったり、ジワジワ影響が出ています。
(子供の学資保険も、駆け込みで申し込みました。)
追い討ちをかけたのが、イギリスのEU離脱
どうなっていくのでしょう…
今後の流れを知るひとつのヒントとして、今回のセミナーを受けてきました。

※長くなったので、分割します

そもそも、日銀の役割は何か?

一番ベーシックな捉えかたが、銀行と企業、家計の関係です。
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銀行は企業や個人からお金を預かり、お金が欲しい企業に貸し付けます。
借り入れをした企業は、それを元手に設備投資をしたり人を雇ったりして、お金を儲けます。
企業は儲けたお金で銀行に利子を払ったり、借り入れを返済します。
賃金を貰った人(家計)は、そのお金で企業からモノを買ったり、銀行に預けます。

あたかも指先までちゃんと血が回っているように、一人ひとりの家計までお金の巡りがいい状態が、「景気がいい」という状態です。
景気がいいと、賃金が上がります。
賃金が上がって家計に余裕が出ると、高くてもモノが売れるため、物価が上がります。(インフレ)
逆に、モノが売れなくて物価が下がる状態をデフレと呼びます。

日本銀行の大きな役割には、物価を安定させ、それによって経済の健全な発展を助けるということがあります。そのための政策を金融政策といいます。
 日本銀行は、金融市場に出回るお金の量を調節することによって物価の安定をはかっています。

http://www.fsa.go.jp/fukukyouzai/nyuumon/03_05.html|金融庁「わたしたちの生活と金融の働き」

どのように調整を行っているかというと、国債(国の借金。及びその証文)を銀行と売買することで行っています。
銀行が国債を購入すると、銀行が持つお金が日銀に渡るので、市場のお金の量が減り、循環が悪くなります。
日銀が国債を買い戻すと、日銀から銀行にお金が渡り、銀行が貸し付けれるお金が増えるので、市場のお金の量が増えます。

国債は借金なので、利子が付きます。
利率と満期になるまでの期間は、国債を買ったときに決まります。
この利子が銀行の収入になるので、国債の利回りは長期金利の指標になっています。

政府は何をしようとしているのか

政府は景気をよくするため、日銀を通して市場にお金をジャブジャブ流しています(金融緩和)。
量的緩和」で、国債を買い戻して銀行にお金を渡し、
質的緩和」で、国債の中でも長期のものを買い上げました。(ローンを先払いするイメージ?)

それでも足りなくて、今度は日銀に流れ込むお金をせきとめようとしました。
それが「ゼロ金利政策」です。
金融業向け国債の利回りを限りなく低くすることで、国債を保有するうまみをなくし、その分のお金を市場に振り向けさせる作戦です。
加えて、前述のとおり国債利回り長期金利と連動するので、住宅ローンなどの金利を引き下げ、お金を借りやすくする効果があります。
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金利の低さにはもうひとつの効果があります。
預けていても増えないので、アメリカ国債など他国の国債で運用する人がでてきます。
国債の人気が出ると価格が上がるため、外国通貨に対する円の価値が下がり円安になります。
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本来であれば、通貨の強さは国家間の強弱関係の目安のひとつになるので、円安は好ましくありません。
しかし、日本は輸出業が中心となっているため、外国で販売する時の価格が下がり、売りやすくなります。
また、今力を入れている観光業にとっても、日本に来やすくなる効果があります。

しかし、それでも景気はよくなりません。
そこで政府は、0から一歩進めて金利をマイナスにしました。
つまり、金融機関は、国債を買ったら利子を日銀に払うことになります。
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注意したいのは、マイナス金利となっているのは金融機関向け国債です。
個人国債には影響がありません。
(次回発行の個人国債利回りは、7/6に公表予定です。)

これが保険とどう関係するのか

国債は、発行元が国なので倒産リスクが低く、最も堅実な金融商品と言われています。
実は、保険は国債を運用して利益を出しているのです。
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銀行と同様、保険会社も国債で儲けられなくなります。
儲けたお金の一部により、満期時の返戻金に色をつけていたり、月々の保険料を下げていたりしたので、これから保険の利回りは低下します。
現に、売り止めになる保険商品がちらほら発生し始めました。


ここまでの感想

そういえば学生時代の政経の授業で習ったような……?
なんて思い出しながら、聞いていました。
今ようやく、市場がどのように繋がっているか分かった気がします。

しっかしなぁ……
聞けば聞くほど大丈夫なんでしょうか?
カフェインタブレットエナジードリンクで飲むようなマネをさせていませんか??
そのうち心筋梗塞で死ぬんじゃないかしら。

今回のイラストは、「いらすとやさん」というフリー素材サイトを利用させて頂きました。
なんでMicrosoftは、クリップアートを止めちゃったんでしょうか……
Officeの使いやすさの1/4は、クリップアートにあったと言っても過言ではなかったのに。
いらすとやさん様様です。
www.irasutoya.com