オカンハック

母親目線での「便利!」を備忘録的に書き溜めていこうと思います。

絶滅を気にせずうなぎが食べたい!

夏といえばうなぎ

7/30は土用の丑の日ですね。
「う」のつくものを食べると夏バテしないと言われています。
「夏の丑の日はうなぎ」を広めたのは、江戸時代の発明家 平賀源内 だとか。
発明だけでなく、名コピーライターでもあったんですね。

でも、絶滅危惧種なんでしょ?

うなぎの漁獲量は年々落ちており、とうとう絶滅危惧種に指定されています。
日本のうなぎは、マリアナ海溝あたりで産卵し、海を越えて日本の川にやってきます。
そして川で育つと、再び深海へと産卵のため旅立ちます。

稚魚は深海で生まれるため、生態がよく分かっていません。
そのため、現在の「養殖うなぎ」は、うなぎの稚魚を捕獲して生簀で育てる方法をとっています。
成魚が減れば、当然、稚魚も減るので、減少にどんどん拍車がかかっています。

厚い養殖の壁

不足分をヨーロッパや中国からの輸入に頼ってきましたが、2007年からヨーロッパウナギワシントン条約の規制対象となりました。
ヨーロッパウナギの輸入規制はじまる|持続可能な漁業の推進|WWFジャパン

それをうけ、卵から成魚へ、そして再び卵を得るという「完全養殖」に向けた取り組みが加速しました。
2010年に(独)水産総合研究センターで初めて完全養殖が実現しましたが、7年経った今でも量産化には至っていません。

独立行政法人水産総合研究センターは、実験室生まれのウナギのオスとメスに成熟誘導処理を実施することにより、卵および精子を採取し、人工授精したところ3月27日(土)にふ化仔魚を得ることができました。この仔魚はその後も順調に発育し、4月2日には摂餌の開始が確認でき、順調に成長を続けています。このことによりこれまで誰も成し遂げなかった悲願の「ウナギの完全養殖」が実現しました。

https://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr22/2204082/

とはいえ、やはりうなぎがいい。

「う」がつくなら、「うし」でも「うり」でも「ういんなー」でも結構ですが、やはり脂がのったうなぎが食べたいですよね。

今は、いろいろな代用食が出ています。

近大の「うなぎ風なまず


同じ川魚だし、ヌメッてしてるところも似ていますね。
ナマズは小さい頃、「おちょぼ稲荷」にお参りに行った時に食べさせてもらった覚えがあります。
こってりしたタレで煮てあったということは、もともと泥臭い魚なんでしょう。
近大ナマズは、泥臭さを専用の飼料で消しているんだとか。

おからなどで


タレつけちゃえばわからないってこと??
確かに、小さい頃はうな丼はうなぎよりご飯のほうがメインでした。

かるなぁさんの自然薯の山芋蒲焼

自然薯の山芋蒲焼 | ベジタリアン食材 かるなぁ
お友達からのご紹介。
2013年の目覚ましテレビの企画「フェイクうなぎNo. 1選手権」で見事一位を獲得された自慢の品です。
山芋も、うなぎと同様にビタミンAが豊富です。
元気になれそうですね!

おいしい!を未来にも

お米とちがい、ウナギは食べなくても死にません。
でも、甘辛いタレのついたご飯とともに食べる、外はカリカリ中はフワフワジューシーなウナギの美味しさは、子供や孫にも残してあげたいな。

持続的な資源確保の取り組みを、ぜひ続けていただきたいと思います。

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