年中行事と宗教
今日、お友達とランチに行って、キッズコーナーで遊ばせていたら、外国人のおじいさんが話しかけてきました。
宣教師をやっていて、近くの教会で今度「祝福会」(七五三)をやるから来てね、とのこと。
「※ウチは正当なプロテスタント系教会です。
モ●モンやエホ●とは違います。」
というチラシの一文に、世知辛さを感じて吹いてしまったけど、
「七五三もいいけど、『本物の』神様の祝福も受けてね!」
という一言に、一瞬モヤッときました。
まぁ、宣教師さんだし、一神教の教義的にそういう言い方になるのは分かるけどね。
七五三の加護を与えるのは氏神様 = 祖霊 = キリストではない偽の神 って理論は分かるけどね。
もーちょいオブラートにつつんでくれよ。
ほとんどの日本人は、「神社で千歳飴をもらう日」としか認識してないよ。
信じれば、イワシの頭だろうがお米だろうがでかい岩だろうが、全部本物の神様なんだよ。
大体、5月のペンテコステが終わって12月のクリスマスまでは、お前らオフシーズンじゃないのか?
迎合して無理に新しいことやらなくて大丈夫よ。
「名古屋でタクシーに乗ると、野球=ドラゴンズの前提で話されて、非常に不愉快。」
と、アンチ・ドラゴンズの人が言っていましたが、無理やり勧める訳じゃなくても、前提を合わせようとしないことが、そもそも失礼なんだなぁと実体験で学びました。
でも、どの前提がズレているか探すことって、すごく難しいことで、とても苦手に感じています。
養うべきは、想像力?洞察力?
おじいさんも、
「キリスト様の祝福『も』、重ねがけしようね。」
と言えば、角が立たなかったのに。
相手の立場や文化を重んじることって、難しいですね。