明治の「ザ・チョコレート」を食べてみたら、ショコラティエの苦労が垣間見えた
9/27発売の新商品。
モダンなデザインがカッコいい、明治の「ザ・チョコレート」です。
デザインに惹かれて手にとってみました。
カカオ豆の栽培から製品にするまで、一貫してこだわった贅沢さがコンセプトです。
ザ・チョコレートは4種類のテイストがありますが、オレンジの「エレガント・ビター」をチョイス。
ブラジル産カカオを使い、カカオ率70%のビターチョコに仕上げた品です。
花や果実の香りが強いチョコレートと説明がありました。
外観
外観は普通の板チョコサイズですが、開けると3枚パックになっています。
通常の格子状とは違って、複数の形状による食感の違いを楽しめるがと聞いていましたが、意外と小さい??
全体で1枚じゃないんですね。
前述の通り、一枚のチョコを4種類の形に割ることができます。
- ミニブロック : 1センチ角の四角形
- ドーム : 丸みを帯びた、チロルチョコ大の塊
- ギザギザ : ドームと同じだが、靴底のような模様がついている
- スティック : 細い棒状。
実食
まずはスティック。
力強さを感じるための形状といいます。
カカオ率が高いためか、結構固くなかなか溶けません。
酸味が強く、確かにシトラス系の果実のような香りを感じます。
甘みはあまりありません。
ポリポリかじる食感が面白い。
ドーム。
口当たりがよく、溶けやすいです。
そのためスティックよりまろやかに感じます。
大きいので満足感があります。
コクを感じるこの形が1番好き。
ギザギザ。
表面積が大きく、香りを引き立てるとしていますが、うーん??そうか?
ドームの方が溶けやすかったためか、固くて食べにくく感じました。
苦味を1番感じたかも。
ミニブロック
軽い口当たりを楽しむのを狙いとしています。
これから先に食べるべきだった…
でかい奴らから先に食べると、そもそもがカカオ豆でぶん殴られるようなガツンとくる味わいなので、舌が疲れます。
まずはこいつでテイスティングするのが吉かも。
まとめ
一つのチョコレートでも、形によって食感や口の中への広がり方(溶けやすさ?)が全然違うのが分かって驚きました。
ショコラティエさんは、味だけでなく、食べやすさや口の中での溶け方、香りの広がりまで計算して、デザインを決めているんだと思うと、頭が下がります。
これがチョコ自体が違うものがあと3種類もあるなんて!
チョコレートって凄いです。
ぜひ皆様も、チョコレートの奥深さを体感してください。
追記
冷蔵庫から出してすぐ、しかも口の中で溶かさずボリボリ食べてしまったため、味わうもへったくれもない食べ方となってしまったようです。
明治のサイトに「テイスティングの仕方」なる動画があるので、このチョコレートの魅力を全力で引き出したい方は、視聴することをお勧めします。