知多の「黒ビワ茶」は、ほっこり優しい味。障がい者支援にも。
「ビワ茶」をご存知ですか?
「ビワ」といえば、夏ごろに出回る黄色い実で親しまれていますが、
古代から葉、実、根すべてが民間薬として活用されて、「大薬王樹」と呼ばれるほどのすごい樹なんです。
その葉から作ったお茶が、最新の研究により「ガンに効果がある」として注目されています。
そのビワ茶を、ガンの病中・病後のQOL(生活の質)改善のために役立てようとしている団体があります。
「がん病後生活向上回復協会」という社団法人は、患者とその家族が、自分らしく過ごせるようにサポートをする協会です。
Cancer After illness Life Improvement Recovery Association – 一般社団法人がん病後生活向上回復協会
ガンの一部が「治る病気」になったとはいえ、
闘病の辛さや痛み、髪の毛や身体の一部を失うことになる精神的苦痛は変わりません。
治療後もだるさや吐き気などの後遺症が残り、社会復帰が難しい場合もあります。
日常生活を送ることが困難となり、「障がい者」として認定を受ける人もいます。
そういった中で、患者さんやご家族の方は、孤独や不安を感じて日々を過ごしています。
「がん病後生活向上回復協会」では、看護師・理学療法士などのチームで心理面や生活面でのサポートを行っています。
このビワ茶は、体力づくりの一環として、利用者さんが一枚一枚葉を摘んで、揉んで産毛を落としてお茶にしています。
購入したお茶の代金は、作った利用者さんに支払われます。
協会では、ビワ茶の他にも、在宅ワークや障がい者雇用枠を利用した就業支援をおこなっています。
「病気になっても、生きていることには変わりない。ならば、自分のできる範囲の中で、前を向いてなければ。」
と、お会いした職員の方の熱意に感動しました。
お茶はこのようなティーパックに入っています。
紅茶の「えいこく屋」さんが製茶の支援を行っています。
「えいこく屋」さんのおかげで、劇的においしく飲みやすくなりました。(職員さん談)
味は、そこまで癖があるわけではなく、「ラズベリーリーフティ」や「ルイボスティー」のような味がします。
利用者さんのリハビリの一環で作っているので、作れる量は少ないのですが、ぜひおためしください。
購入は、協会に電話またはE-mailにてお問い合わせください。
5パック1セットから販売しています。
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