「第4回 病院の機械を操作してみよう〜いのちのエンジニア体験〜」がすごかった
こんにちは。カーチャンです。
名古屋市科学館の企画展「いのちのエンジニア体験」展にいってきました。
病院では、エコーや心電図計をはじめとする、様々な機械が使われています。
その機械をメンテする「機械のお医者さん」を「臨床工学技士(Clinical engineer)という方々です。
裏方になることが多い彼らが、どんな仕事をしているのか、病院ではどんな機械が使われているのかを見て、触れることができるのが、今回の企画展の趣旨です。
まずは整理券の確保を
いくつかは整理券が必要なので、まずは整理券を確保しましょう。
私たちは、医療機器管理室と、透析センターの体験を受けることができました。
時間までは、整理券がなくても見れる展示をぶらぶら。
↑針を刺さなくてもできる、最新の心臓の働きを計測する機械
↑入院患者にくっついている機械の説明
↑透析の様子。カルピスウォーターが透明に!最近はやりの「水の付いていない紅茶」なども同じ仕組みかな?
ロボットアームのシミュレータが来てる!
フルセットなら3億くらいする、遠隔手術マシン「ダ・ヴィンチ」のシミュレーションができますよ!
お医者さんも、訓練で使っているそうです。
テトラポットみたいなおもちゃをつまんで、お皿に運ぶのですが、
掴んでいる抵抗はないものの、小突いたら倒れるし位置が悪いと空振りするし、
なかなか難しいです。
最後に、時間や空振り回数、移動距離などからスコアが出ます。
夫も私も、80点後半というなかなかいいスコアを出せました。
現役のお医者さんは90点台が求められるそうです。
シビア!
でも、うっかりでまともな臓器を傷つけられたら、と思うと、合格点が厳しくなるのも仕方がないのかな。
目玉の体験ブース
時間が来たので、目玉の体験ブースです。
待っているのが、小学生ばかりで、大人は私たち夫婦だけなのが辛い。
透析センター
透析センターでは、エコー、本物の針を使った注射、機器の分解と再組み立てを行います。
1つの体験につき2分くらいで、9人が3人ずつ別れてスライドしながら体験します。
忙しくて写真撮影する余裕がなかったのですが、
注射する時、なかなか血管に入らなくて、グリグリ〜!としてしまい、
内出血しまくってる模型の腕がかわいそうすぎて
これから下手くそな看護師さんに当たっても、文句言わないようにしようと思いました。
担当してくれた技士さんが
「透析って、ほぼ1日おきに、4〜5時間も通院しなきゃいけないんですよ。
この仕事に就いてから、『腎臓大切にしなきゃ』と思いました。
でも、甘いものと脂っこいものが、やめられないんですよね〜」
と言っていました。
まとめ
やってみて、臨床工学技士さんの仕事がよくわかりました。
これから遠隔医療やロボットアームの手術も増えるだろうし、
息子にも、こういう道に進んでほしいな、と思いました。
ちなみに、これ、愛知県臨床工学技士会が主催しているので、現役の技士さんや学校の先生たちが駆り出され説明してくれます。
「これだけでいくらくらいの機器が来てるんですか?」
「もし、息子にこの道に進ませるとして、進学にどれくらいかかるんです?」
なんて下世話な質問も、笑顔で、時にはぐらかして、丁寧に教えてくれました。
この「いのちのエンジニア展」、2018/6/23〜24の2日しか開催していません。
この記事見た方は、ダッシュして行ってきてください!
カーチャン、はしゃぎすぎてバテてしまい、
記事書く前に寝落ちして、起きたら昼でした。
ごめんね。
※6/25 「臨床工学技士」の字が間違っていました。
お詫びして訂正致します。
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