のんほいパークに行ってきました。豊橋市民が羨ましくなる充実度！

こんにちは。カーチャンです。

お友達と豊橋市の豊橋総合動植物公園通称「のんほいパーク」に行ってきました。

のんほいパークとは

のんほいパークは、豊橋市営の複合施設です。
東京ドーム10個分、40haもの広い敷地に、動物園・植物園・遊園地・自然史博物館の4つの施設が含まれています。

今回、3歳、2歳、0歳を連れて行ったのですが、動物園と自然史博物館しか回れなかったです。

大人でも1日で回りきれないと思います💦

動物園がすごい

旭山動物園に慣い、動物を自然に近い環境で飼育し、野生に見られる行動を観察する「行動展示」が流行っています。

のんほいパークも、行動展示に力を入れていて、アザラシの水中トンネルや、キリンエリアの見晴台など、見応えのある展示になっています。
※写真撮れていなくてごめんなさい。

ヨーロッパにおいては、動物園は、動物を見学するだけでなく、学術的に観察し学ぶ場でもあるということです。のんほいパークのねらいもまさにそこにあります。動物の生態を楽しみながら観察し学べる場所にしたい。そうした思いから成り立っている公園なのです。
豊橋総合動植物公園について｜本園について｜豊橋総合動植物公園

動物園のリニューアル工事中で、ゾウなどまだ旧来のコンクリートの堀に囲まれた場所で暮らしている動物もいますが、少しずつ切り替わっていくようです。
リニューアル後が楽しみですね。

自然史博物館で恐竜に会える！

お待ちかねの自然史博物館です。

自然史博物館の前には、大きい恐竜のオブジェがいっぱい。

豊橋市に昔から住む知人の奥様は、
「昔はこんな色じゃなかったのに…」
と、若干引いていました。

等身大なんですかね？
すっごく大きいことが分かります。

こんなのがウロウロしてたら、人類はここまで繁栄できなかったと本能的に感じます。

自然史博物館の中は撮影禁止なので文章の説明のみになりますが、
半端なかった……

地球の成り立ちを仄めかす隕石の展示に始まって、
古生代の藻類から新生代のマンモスまで、
貴重な化石がいっぱい。
恐竜がマイブームの息子1より、私のほうが興奮してた。

大半はレプリカなのですが、
それでも恐竜やマンモスの大きさを実感できてとても興味深かったです。
ティラノサウルスの頭って、洗濯機を2つ並べたくらいあるんです。
マンモス、3m以上はありました。

こんなでかいマンモスを、ご先祖様たちはよく狩ろうと思ったなぁ……

のんほいパークは豊橋市民の知のゆりかごになっている

授乳室で息子2に授乳していると、
となりの図書コーナーから学芸員さんと思しき方が、自由研究をしにきた子供と話しをしているのが聞こえてきました。

自由研究をするにあたり、どんな風に実験すればよいか聞いている子供に対し、研究の難しさ、やりがい、心構えから説いているのが、感動しました。

実験を行うポイントかい？
実験は、正しい実験環境を整えるのが8割。
複数の条件が異なっていると、どれが要因となっているか分からなくて、比較ができなくなってしまう。
時間をキーにするなら、同じ場所、同じ天候の日に何日も繰り返し観察して、『たまたまそうだった』を排除しなければならない。
え？めちゃくちゃ時間かかかるじゃないかって？
そうだよ。
研究はすべてそう。
地味な調査の積み重ねだよ。
だって、研究は【Re - Search】というからね。
仮説を立て、条件を整えて、切り口を変えながら、何度も調べることで真実を明らかにするのが【研究】なんだ。
例え仮説と違う結果が出たって、
『仮説とは違うことが分かった』という成果なんだよ。
研究に、失敗はないんだ。
それが面白いところだよ。

盗み聞きは悪いことですが、こんな内容を仰っていました。
この言葉、シビれましたね。
こんな真摯に対応してくれる人がいるなんて、それだけでこの自然史博物館の真の価値が測れます。
お顔は拝見できませんでしたが、すごく研究が好きなんだな〜！
私は研究には御縁がありませんが、握手したかった。

こんな人から自由研究のアドバイスを受けれるなんて、豊橋市の小中学生は素晴らしいですね。