オカンハック

母親目線での「便利!」を備忘録的に書き溜めていこうと思います。

どれだけ知ってる?欧米のお祭り まとめ

もうすぐイースターですね!
ディズニーランドでも、3/25から2016年のイベントが始まります

ところで、クリスマスにイースター、カーニバルと、色々なお祭りがありますが、それぞれのお祭りの意味を知っていますか?

簡単にまとめてみました。

キリスト教関係の祭り

欧米でメジャーな宗教といえば、「キリスト教」です。
クリスマスもイースターも、キリスト教関連の祭です。

キリスト教の教えを一口で言えば「イエス・キリストを救い主と信じれば、救われる」という内容です。

イエスは、ヤコブとマリアの間に産まれ、30歳で人々に教えを広めはじめ、3年後にローマ帝国への反逆者として処刑されました。
しかし、3日後に復活し、40日間弟子たちとともに過ごし、再び天に昇ったとされます。

誕生にちなんだ祭

イエスの誕生を祝う祭がクリスマスです。
クリスマスまでの1ヶ月間を、待降節(たいこうせつ アドベント)と呼び、準備期間とします。
クリスマスが来るまで毎日アドベント・カレンダーを開け、キャンドルホルダーに毎週1つずつロウソクを増やし、クリスマスまでのカウントダウンを行います。

クリスマスの起源は古代ローマ冬至のお祭りです。
太陽の力がもっとも弱くなる日を新年とし、イエスの誕生を重ね合わせました。
ですから、キリストの誕生日というわけではありません。

なお、クリスマスの前夜である、クリスマス・イブを祝うのは、キリスト教の元になったユダヤ教が、1日の始まりを日没としているためです。

復活にちなんだ祭

復活を祝う行事が「イースター」です。
春分の日を過ぎた最初の満月となる日の、つぎの日曜日です。
2016年は3/27となります。

イースターの準備期間が受難節(じゅなんせつ レント)であり、日曜日を除いた40日間の間、イエスの修行の日々を思います。
この間は、肉や乳製品を控え、質素な食事を心がけます。

レントの前に羽を伸ばそうということで始まったのが謝肉祭(しゃにくさい カーニバル)であり、リオデジャネイロベネツィアのものが有名です。

イースターの起源は、ユダヤ教過越の祭からとも、ゲルマン民族の春の女神「エオストレ」の祭にちなむともされています。

昇天にちなんだ祭

日本ではあまり有名ではありませんが、復活して再び天に戻った日を昇天日(アセンション)と呼びます。
また、復活して50日後に、神の霊が弟子たちに降り、弟子たちによる伝道が開始した日を精霊降臨日(ペンテコステ)と呼びます。

メーデーワルプルギスの夜

古代ローマの女神「マイア」を祀る祭を起源とし、労働者の日とされています。
その前夜祭が「ワルプルギスの夜」で、魔女たちがドイツにあるブロッケン山で宴をするとされています。

ハロウィン

昨今有名となったハロウィンは、キリスト教ではなく、ケルト人の収穫祭兼先祖供養の祭です。
日本のお盆のように、あの世とこの世の垣根が取り払われてしまうので、でてきた悪霊に取り憑かれないよう、同じ悪霊の仮装をします。

まとめ

いかがだったでしょうか。
この他にも、各地で色々なお祭りがあります。
もし、旅行をされる場合は、調べていくといいですね。