「カステラの法則」はきっとある。出会いの季節に「好きなものは『好き』」と言おう!
槇原敬之がそんな歌を歌ってましたね。
皆さんは「カステラの法則」を知っていますか?
自分の欲しいものや目指すものを口に出していると、チャンスが向こうから来やすい、という、「引き寄せの法則」に近いジンクスです。
私の友人に、石けんマニアがいます。
観光地で変わった石けんを見ると、つい彼女を思い出して、思わず彼女のために買いたくなるんですよね。
おかげで彼女は、自分ではほとんど石けんを買わずとも石けんに困らない暮らしをしていると聞きます。
「○○の人」と印象づいていると、対象物を見たときに
「あ、あの人にどうだろう?」
と条件反射で思い出してもらえます。
物そのものではなくても、書籍や講演会、人脈などの情報が集まるため、結果的に叶いやすくなる、ということでしょう。
嫌いなものより、好きなもので自分を表そう
反対に、嫌いな食べ物が多い別の友人は、
「ウチの人、気が利かないのよ…
あまりケーキとか買ってきてくれなくてさ。」
と、ボヤいていましたが、
「何買っても『それあまり好きじゃない』って言われそうで、お土産が買いづらい。」
と、パートナーから指摘をうけていました。
誰でも好き嫌いはあります。
しかし「嫌い」「禁止」は通行止めの表示のようなもので、相手はあなたの心という目的地に辿り着くルートをまた探さなければなりません。
それより、「好き」という案内標識を出してあげたほうが、ずっと楽に近づくことができます。
楽に近づけるほうが、物や情報は集まってきやすいですよね。
引き寄せの法則と異なり、自己暗示とともに他人に暗示をかけるという意味では、「カステラの法則」はより強力に作用すると考えられます。
言葉は自分のイメージを印象づける
「カステラの法則」を裏返せば、自分が意識的/無意識的に発信している言語/非言語のメッセージが、その人から見た自分のイメージを印象づけるということです。
そして一度「そういう人」レッテルを貼られてしまうと、覆すのは困難になります。
悪口や下品な言葉、愚痴をあまり口にすべきでないのは、そういう戒めでもあるのです。
とはいえ、つい言っちゃいますよね!
なので、そのネガティブを相殺するくらい、ポジティブな言葉を口にするようこころ掛けましょう。
「ありがとう」「ツイてる」
「すごいね」「楽しい」「おいしい」
「好きだよ」「やってみたい」「面白い」…
ポジティブな言葉はいっぱいあります。
春は出会いの季節です。
自分にも新しい出会いがあるように、今までの知り合いにも、環境の変化は起こっています。
カステラの法則を試すには、絶好の機会だと思いませんか?
きっと、より自分のアンテナに引っかかりやすいものに出会えますよ。