オカンハック

母親目線での「便利!」を備忘録的に書き溜めていこうと思います。

【受講記録】伝える・受け取る「質問力を身につけよう」セミナー

5/12 に、柴田朋子さんのセミナーに行ってきました。

貿易ゲームの時もそうでしたが、この方のセミナーは、ずーっとクチャクチャ反芻しないと消化できないホルモンのような深さのセミナーです。
話を聞いた直後のワークなのに実践できない!
悔しい!
心の中で、江頭2:50のように左右狂い跳ねです。
自分自身に「がっぺムカつく」。

内容


ワークを交えつつ、「良い質問とは何か」「理想に近づけるために、自分に何が足りていないか」を考えるセミナーでした。

質問することの効果

よい質問をすることで、次の効果があります

  1. 情報を知ることができる
    1. 同じ土俵に立つことができる
  2. コミュニケーションが深まる
    1. その結果、信頼関係が生まれる
  3. 気づきを与える
    1. その結果、やる気にさせる
      1. その結果、人を育てる
  4. 場が活性化する

また、よい質問をするには?と考えることで、メタ思考を鍛え、自分をコントロールしたり、議論に強くなる効果もあります。

よい質問とは

質問をすることで、相手は考えてなかったことを考え始め、返事をするため結果を整理しようと考えます。
質問内容で前提条件や視点が決まってしまうので、「何について問うか」はとても難しい課題です。

また、言い方ひとつで、誘導尋問や言外の強制、詰問、値踏みなどとされやすいので、「どのように問うか」も、慎重に考えなければなりません。

例を出してもらいましたが、私にはその微妙なニュアンスの違いがわかりませんでした(´Д` )

ううーーーん
「邪心や思い込み、価値観を脇に置いて、まっさらの状態で聴け」
と言われましても、営業活動など質問の目的があるわけで、それが「邪心」ということは分かってても、どうやって誘導すればいいのか……

「誘導しよう」とするのがそもそも間違い。
相手をコントロールするのではなく、ゴールを共有する。
つまり、自分の描く未来は、相手に伝わってるか?相手はその未来に行きたいと思ってるか?
それを見極めることが大事。

ワークの振り返りでも、
相手の気持ちを無視した、猪突猛進のラグビー
または、
コアへのとっかかりが見つからず、外周をグルグルまわるカバディ
その2パターンになりがちだよね!と、柴田さんも指摘されていました。

また、考える・話す労力を相手に強いるわけだから、相手の状態・状況・理解度に沿った質問をしよう。
そのためにも、相手を観察し、微妙なニュアンスを見逃さないようにしよう。
話す中で信頼関係を築いていこう。
上から目線になっていないか、気をつけよう。(「だから☆☆でしょ?」とか。)
と、おっしゃっていました。

ワークをやってみて

1.ダメ営業マンへのダメだし
2.与えられたシチュエーションでのロールプレイ
3.自分の身近なシチュエーションでのロールプレイ
の3種類をやりました。

1.で指摘したダメ営業マンのダメポイントを、2.でやってる私……
こんな店員、鬱陶しくて絶対逃げる。

振り返ると、自分が話すことに一生懸命でした。
あれ?反応がおかしい。
もっと説明しなきゃ!
と、焦っちゃうんですよね……
そんな時は、むしろ「分からない点はありますか?」「いかがですか?」と質問しなおしたり、話題を、変えちゃうのが手なのかも、と、同席していただいた方にアドバイスをもらいました。

他の人を見ても思いましたが、最初の2分くらいで、軌道に乗るか乗らないかが分かれる気がします。
その間は、アイスブレイクと共感に徹する方がいいのかも?

まとめ

「『相手とともに考えた方が、うまくいく』と信じることが大切」と、最後のまとめでおっしゃっていたのが心に響きました。

「どうせ○○なんじゃないの?」「こうした方が絶対にいいのに!」と、思い込む事が1番の阻害要因であり、
相手のためを思うように見えても、相手を無視して支配しようという思考である。
そんな【邪心】は、すぐ伝わるよ。
それを手放して、純粋に相手に興味を持って、相手の立場にたって聴いてみよう、というのが、今回の狙いでした。

これは、自分に余裕がないと難しいですね……
でも、心がけて癖付けることで、できるようになることである気がします。

息子を連れて参加したのですが、皆さん暖かく受け入れていただいて、とてもありがたい学びとなりました。
泣く息子をあやしてくれた方や、遊んでくれた方、だっこしてくれた方…皆様本当にありがとうございます。
また、なんども視界を遮ったり、集中を邪魔してすみません。

こういう子連れ歓迎👍の学びの場はなかなかないので、企画していただいた、前田さん、柴田さんに感謝します。

お知らせ

質問の良し悪しがリアルタイムに叱ってもらえるグループレッスンがあります。
前田さんのブログ等で告知されるそうなので、質問力を上げたい方はぜひ参加を。
裏番長キョウコの「言いたいことは自分で言え!」

また、6月に、柴田さんが「自分の取説を作ろう」という講座を開きます。
「どういう環境で自分は輝けるか」と把握していれば、今の環境を変えるよう働きかけたり、新しい場を選ぶ時の参考になります。
自分を100%活かしたい方はぜひ。
柴田朋子~キャリアデザインでHAPPYになろう~

余談1

この話を主人(前職でキャリアカウンセラーみたいなこともしてた)に話したら、「傾聴じゃん?」と鼻で笑われました。
くそぅ……
↓彼オススメの一冊

余談2

本当はこの後のランチ会も参加する予定でしたが、オムツをうっかり補充し忘れて、残弾が尽きたので撤退…… バカだなぁ……

帰りに寄ったスーパーの物産展で
「昼食食いっぱぐれました。
美味しいです。めちゃくちゃ美味いです。」
と、試食品を勧められるままバクバク食べてたら、
「これも食べなさい。これも。
あ、買ってくなら一匹おまけするから。
頑張って。」
と、おじちゃんにいたく同情されました。
佃煮おいしい。