緑の手に近づくための、3つのポイント
今週のお題「植物大好き」
小学生の頃、朝顔を育てさせられた経験はありませんでしたか?
飽き性でルーチン作業が苦手な私は、毎日毎日水をやるのが苦痛でたまらず、なんでこんなことをさせられているのか、意味が分かりませんでした。
その後、社会人になってから、たまたま買ったデンマーク・カクタスを世話するようになり、そこから少しずつ花のある生活を始めました。
植物を上手に育てる「緑の手」にはほど遠いですが、今では植物がペット代わりです。
現在、ベランダでバラ、月下美人、モモ、イチジク、デンマーク・カクタス、ラズベリー、ローズマリーを育てています。
子供の世話で時間が取れなくなったことに加え、先日の旅行で、バラを筆頭に大ダメージを負わせてしまいました。
いくつか枯れそうなものがあり、やきもきしています。
さて、私が経験した中で、栽培が上達するために重要だと思うポイントをまとめました。
1.特性を知るべし
比較的慣れてきた私ですが、これまでに何本も枯らしてきました。
その中で思ったのは、「種類ごとに、自分の家(育てれる環境)との相性がある」ということです。
水遣りはさぼりがち、夏は高温多湿、冬はそこそこ寒く風が強い我が家では、バラ科、シソ科、森林性サボテンならなんとか育ちます。
※サボテンは冬は室内に取り込みます。
反面、柚子は寒さにやられ、ミント・セリ科は水切れで、即効枯れていきます。
当たり前ですが、無理をした環境で育てると、抵抗力が落ちて病気になりやすくなります。
せめて、育てるスペースの特性(日照、風通しなど)と、その植物の原産地(生育環境)は調べておくといいかと思います。
2.いい苗を買うべし
特にバラで痛感しましたが、信頼できる店で、ある程度育った苗を買うことが大切です。
言ってはなんですが、「バラの家」さんのバラと近所のホームセンターのバラでは、その後の生育が全然違いました。
ベースがしっかりしていると、多少マズい育て方をしていても適応する地力があります。
幼児教育と一緒です。
3.いい相談相手を探すべし
初心者のうちは、トラブルが起こっているかどうかすら気づきにくいものです。
理想は、詳しい人と友達になり、トラブルがあったら気軽に見てもらえるような関係を作っておくことです。
難しい場合は、にちゃんねるの園芸板などネットで相談したり、市の農業センターや緑化センター、購入したショップに相談してみましょう。
ネットの場合は、他の人の状況も知ることができるので作業タイミングの目安になりますが、その場合は、住んでいる地域の環境が違いすぎないか、注意が必要です。
沖縄、西日本、甲信越、関東、東北、北海道くらいのエリアに分類するとよいかと思います。
まとめ
あまり参考にならないアドバイスですみません。
動物と違って愛想を振りまかない植物ですが、ちゃんと世話するときれいな花を咲かせ、それなりの世話だとそれなりの花を咲かせるように、一応反応はしてくれます。
園芸も、失敗の積み重ねで観察力や水加減の感覚などが磨かれていくので、
「枯れたら枯れたで仕方ない」と割り切って、チャレンジを続けていくのが大切です。
よい園芸ライフを。