書評 伊達式 コンビニでダイエット
- 作者: 伊達友美
- 出版社/メーカー: 廣済堂出版
- 発売日: 2011/09/23
- メディア: 単行本
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「コンビニのおにぎりやサラダは食うな。
添加物や保存料、殺菌剤まみれだ。
将来、ガンやアトピーになるぞ。」
孫可愛いさに、自然派に目覚めた?父ですが、
「俺は老い先短いからいいんだ!」
と、コーヒーを飲み、真っ赤な魚肉ソーセージや某ファーストフード店のハンバーガーを美味しそうに食べます。
世の中は、残酷で不合理です。
さて、添加物はさておき、コンビニは便利です。
レジ横のホットスナックについつい引き寄せられてしまいます。
短い昼休みや、クタクタになって帰ってきた後に、さっと買ってさっと食べれる手軽さも魅力です。
しかし、味が濃くて脂っこいものが多いコンビニ飯は、添加物以前に、栄養バランスや塩分量として心配ですね。
この本では、「コンビニ飯でも、きちんと考えて選べば痩せられる」ことをテーマに書かれています。
むしろ、
「きちんと食べることに向き合っていなければ、どんなダイエット食品も意味がない。」
ということを訴えています。
この本は、20代〜40代の、働き盛りの男性に向けて書かれています。
女性は、お肌や髪、生理など、自分の体調に気付きやすいのですが、男性は女性ほど身体からのサインを気にしていないようです。
また、ダイエットの経験や、栄養、調理についての知識が乏しく、絶食などの無茶なダイエットを行いがちです。
(うちの場合、夫に夕飯の献立を立ててもらうと、「から揚げとポテトサラダとピザ」なんていうトンデモメニューになります。
そして、なぜトンデモなのか分かっていない様子。)
まずは、食べ物にどんな成分が含まれているか、その成分は体にどんな働きをするか、知ることが大切ですね。
最近はコンビニ飯も質が上がり、種類もたくさんあります。
「どうせコンビニだから」
と悲観せず、上手に付き合っていくといいと思います。