オカンハック

母親目線での「便利!」を備忘録的に書き溜めていこうと思います。

職場復帰セミナー

先日、名古屋市の職場復帰セミナーに行ってきました。
10時から2時まで、がっつり4時間!
会場のイーブル名古屋(女性会館)には、ボランティアの方が託児をしているので、子供を預けて参加しました。

第1部 保育園の生活

復帰をするときに、一番初めに考えなければならないのは、どこに・誰に預けるかということ。
多くの場合は、保育園で見てもらうことになります。

市営の保育園の園長先生が、保育園の中の様子を紹介してくれました。
国だか市だかの規定で園庭の広さや、子供に対する保育士の数が決まっているそうなので、【公立保育園は】だいたいこんなものですよ。
とのこと。
年間のスケジュールも給食も、だいたい一緒。

なお、私立の保育園は、ガイドラインはあるものの、保育園の運営方針に左右されるそうです。
私も数箇所見学に行きましたが、
お寺など宗教団体が母体となっている所はお祈りの時間があったり、
幼稚園並みに勉強に力を入れてるところがあったり、
父母会が積極的に運営に関わるところがあったり、
いろんな園があります。
また、新しくできた「子ども園」や、「小規模保育施設」という区分もあり、
預かってくれる年齢にも差があるそうです。

そうは言うものの、保育料は所得に応じて決まるので、どこに入っても同じ。
通いやすいか、延長保育は何時まで可能か、先生を信頼できそうか、
そういう基準で選んでください。と、アドバイスがありました。

「第2の実家だと思って、安心して預けてもらえるよう、努力しています。
子どもに対することはなんでも相談していただければ幸いです。」
と、笑顔でお話しいただきました。

ワーク 保育園への期待と不安

同じ卓のママ4人で、これから預ける不安と期待について、付箋ワークを行いました。
皆さん、「ちゃんと起きれるか」「病気の時はどうするか」など、共通の悩みを持っていることがわかりました。
また、小さい頃から預けることで、難関とされるトイレトレーニングをサポートしてもらえそうで、心強いとも。
家だと篭りきりになるので、沢山の同年代の子どもと関わることで、子どもにもいい刺激になるのではと、期待しています。

第2部 現役ワーママの話

お昼を挟んで、現役のワーママさん2人のお話を聞きました。
渡された、1日のタイムスケジュールに全員騒然……
22時に寝て4時に起きるなんて、無理無理!
やはり、体力勝負なんですね……

限界まで体力と時間を使うからこそ、頼れるものはなんでも頼れ!
そして、快く頼らせてもらうためにも、職場や周りの人に感謝の気持ちを忘れずに!
とのことでした。

ワーク 復帰後のタイムスケジュール

今のタイムスケジュールと復帰後の想定されるスケジュールを作成するワークを行いました。
「起床から出社前と、退勤から寝る前のあたりで、時空が歪んでる。」
「『精神と時の部屋』に入らないと無理無理!!」
という悲鳴があちこちからあがりました。

先輩ワーママさんも、
「本当に、時短技を学んでおけばよかったと思いました」
と、遠い目をしていました。

まとめ

「なんのために預けるのか」
「何のために働くのか」
は、とても難しい問題だと思います。

母親と離し、他人に育ててもらうのが子どもの成長に良いのか悪いのか、
また、キャリアの継続・中断・変更が母親のキャリアにどんな変化をもたらすのか、
様々な議論がされています。

母親が、働くことの意義をしっかり考えることが基本ですが、
母親だけが働きたいと願っても、どうにもならないのが現状です。
会社や地域、パートナーの協力があってこそ、働ける環境になるのだと思いました。

「今しかできないことを」
とは、皆さんが言っていたことです。
子供に深く関わるのも、
会社を離れて自分を見つめ直すのも、
子どもが小さいうちにバリバリ稼いで貯金することも、
平日休みの友達と会うのも、
全て「今しかできない」ことだと思います。
その振れ幅の大きい中で何を選ぶかは自由だし、それぞれ得られるもの、諦めざるをえないものはあります。

復帰の時は、働けることに感謝して、自分なりのやり方を模索していこうと思います。
※その前に、早寝早起きに慣れておかないといけませんね😨

余談

預けた息子ですが、のんびりマイペースに楽しんでいたようです。
子どもにもよりますが、たまには預けるのもいいかもしれません。