オカンハック

母親目線での「便利!」を備忘録的に書き溜めていこうと思います。

さらしおんぶ&だっこセミナーに参加しました。

長久手のモデルルームにて行われた、ふくろう助産院さんのイベントに参加しました。

⭐︎ふくろう助産院のイベントページはこちら⭐︎
s.ameblo.jp

さらしおんぶは、先日の記事で書いた通り、一度トライしてみたものの、落っことしそうでハラハラしました。

さらしおんぶを教えてくれたお友達も、記事を読んでくれていて、
「不安なら、きちんと教えてもらったほうが安心だよ。
それに、間違ったやり方をして、万が一赤ちゃんを落としたら大変なことになるでしょ?」
と、こちらのイベントを教えてもらいました。

講師の永田さんから、コツを教わった後が、こちらです!

比較のため、写真の肩の位置を合わせてみました。
子供の頭の位置が違いますね!
相変わらず布を捌くのが大変ですが、腰が安定して抱きやすいです。
だっこでもおんぶでも、背中全体で支えて包む感じがします!

子供の方も、最初は
「何するんだよぅ!」
と、暴れていましたが、きちんと縛り終わったら「スンッ…」と、大人しくなりました。
そしてすぐにウトウトし始め…
ほどく練習のため下ろしたら、
「なんで下ろすんだ!」
と、また泣き始めました(笑)
そんなに良かったか。

我流でやった際は、子供にさらしが食い込んでいたらしく、下ろした時、太ももの後ろが真っ赤になっていましたが、今回はちゃんと布を広げたので大丈夫。
お尻から太もも全体と、脇の下、そして、密着しているお腹全体で荷重が分散しているから、赤くなりにくいんですね。

助産師の鈴木さんが言っていたのですが、
「エルゴなどの高機能な抱っこ紐は、たくさんのベルトによってある程度『望ましい形』にしてくれます。
ささっとつけるのには便利です。
しかし、なまじっかフォームが崩れたままでも抱っこできてしまうため、知らず知らずに腰を痛めがちです。
逆に、さらしを使った場合、きちんと締めないと危険な反面、締めれているかそうでいないかが、体でダイレクトに感じることができます。
コツを一度覚えてしまえば、こちらの方が母子ともに自然な態勢になれますよ。」

特に今は、抱っこ紐をゆるく付けて「腰パン」する人が多いようで、腰痛になる危険性を指摘されていました。
だらんだらんにしている人が多いのは、公式からの
「窒息防止のため、こぶし1つ分空けてください。」
というアナウンスによるものだと思いますが、
本来はそんなにだらんだらんにする必要はなく、
かえってママのヘソより下に赤ちゃんが位置することで、ママの重心が下がりすぎてしまい、バランスを取ろうと反り腰になることで、腰を痛めてしまうのだそうです。
また、緩すぎることであかちゃんもしっかり支えてもらえず、不自然な姿勢をとることになり、背骨の形成にも良くないそうです。
苦しいほどきつくするのはもちろん良くないですが、良かれと思ってユルユルにしていても、かえってお互いのためにならないんですね。

私も抱っこ紐の調整をしてもらいましたが、確かにすごく安定します。
かがんだ時やイヤイヤされて反った時、落っことしそうな感覚がありましたが、がっちりホールドされています。
夫と兼用しているので、夫が締める時には再調整が必要ですが、夫にも正しい調整法を伝えたいと思います。

「さらしを使ったおんぶ&抱っこは、子供の体幹を鍛えることもできますし、嵩張らないし、軽いので、ぜひ広まってほしいです。」
と、鈴木先生は言っていました。
ちなみに、エルゴと5mのさらしを並べて大きさを比べてみました

エルゴには、自作のカバーをつけてあります。
コンパクトに畳んだつもりですが、やっぱりデカい。そしてゴツい。

さらしは、つけ直すのが大変なので、お出かけには不向きかもしれませんが、家事をするときとか便利かも?
炊事中におんぶしていると、普段はギャン泣きする子供がおとなしくしてくれるので、ぜひ使っていきたいと思います。
白だと味気ないので、何かで染めようかな。


ふくろう助産院では、母乳相談や産後の心と体のケアを行う、出張専門の助産院です。
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鈴木先生は、長久手名古屋市東部、日進市を中心に活動されています。
ご自身も、現在0歳児を持つ2児の母で、出張で育児相談やさらし抱っこなどのイベントを行っているそうです。

最近はベンガラ染めにはまっていて、おんぶで使うさらしのほか、ストールやシャツなどの販売もされています。
天然染料で染めたさらしは、ナチュラルかつ神秘的な色合いです。

母と子が育児を楽しむ「自然育児」にも造詣が深く、「オムツなし育児」についても指導を行っています。
トイレトレーニングの前には、またお話を聞きに行きたいです。

鈴木先生&永田先生、ありがとうございました。