素人ママが株について説明するよ 〜株主優待編〜
3回目の株講座です。
今回は、配当及び株主優待について説明します。
あまり積極的な取引をしない「ゆるトレーダー」の方には、これ目当ての方も多いのではないでしょうか。
配当と株主優待
「株価の決まり方」編で、「株券とは、配当をもらう約束証書」と書きました。
素人ママが株について説明するよ 〜株価の決まり方〜 - オカンハック
配当とは、「企業から、資金を出してくれた人(株主)に対して、資金を元に得た利益の一部を分配すること」です。
年に1回ないし2回、「自社の株を持っている人名簿」に載っている人を対象に、株数に比例して配当金を支払います。
株主優待も似たようなものです。
こちらは「応援してくれてありがとう!」という企業からのサービスなので、やらない企業も多いです。
主に飲食店やメーカーなどから、自社製品や関連施設の割引券などがもらえます。
ちなみに私がもらって嬉しかったものとしては……
- カゴメのジュース&食品セット。新製品も試せて楽しかった!
- パーク24のタイムズ駐車券。車でのお出かけに便利。
- イオンの株主カード。提示すると割引になるし、提示した時の買い物の累計金額でキャッシュバックがあります。専用ラウンジで休憩できるのもいいです。イオンモールのヘビーユーザーは、持っていて損はないです。
- 西松屋の金券。子供が小さいからありがたいです。
逆に、近くに利用できる店舗がない場合は、あまり旨みがなかったです。
航空券や鉄道の割引券も、そんなに旅行をしなかった時期だったのでそのまま期限を迎えてしまい、勿体無い思いをしました。
また、割引券を使うよりAmaz◯nで買ったほうが安い場合があり、使いどころが微妙なものもあります。
内容を見極めて、ライフスタイルに合ったものを狙うとよいでしょう。
配当・株主優待を受ける時の3つのポイント
①権利確定日をチェックする
「株主リストを作る日」のことを、権利確定日と呼びます。
また、リストの作成が終わり、売ってもいい日を権利落ち日と呼びます。
株はずっと保有し続けるものではなく、その日1日だけ持っていればいいのです。
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とはいえ、人気の株は、権利確定周辺でドーン🎆と上がり、権利落ち日にガツンと下がります。
なるべく安い時に持っておきたいですが、
保有する期間が長すぎると、次の権利確定日までの間に相場全体が下がり、値上がり幅が相場の下落分に見合わないリスクもあります。
私も痛い目を見たことがあるので、
上がり始める前、1〜2ヶ月先の銘柄を狙うのがオススメです。
②優待の場合、単元に注意
単元とは、株の売買単位のことです。
ミニ株やプチ株などは、通常の売買単位より小さい単位で取引されます。
配当は1株あたりいくらで金額が決まるのですが、優待の場合は一定株数以上持っていないと貰えません。
また、株数によって優待がランク分けされる場合もあります。
なお、2単元分持っていても、優待が2つもらえる訳ではないので注意が必要です。
③買った後も定期的に見直しを!
配当は、会社の利益を分配するものなので、業績が悪いと配当も減ります。
また、戦略上、配当より設備の充実に充てたい場合もあります。
常に同じものがもらえる訳ではないので、保有したら終わりではなく、定期的に発表をチェックするとよいかと思います。
まとめ
いかがでしたか?
幸い、3月は権利確定日になる銘柄が沢山あります。
気になる銘柄は、上がり始める前、1月のうちに選んでおくといいですよ!
株主優待の種類、単元、権利確定日は、YAHOOファイナンスなどで検索できるので、探してみてはいかがでしょうか?
ランキングから探す株主優待 - Yahoo!ファイナンス
ひとまず株講座は終わりです。
「簡単そう」
と思ったら、自己責任の上、ぜひ試してみてください。