オカンハック

母親目線での「便利!」を備忘録的に書き溜めていこうと思います。

コウノドリ2期 第1話 感想 〜パパのサポートって何だろう?

コウノドリ」第2期始まりましたね!

妊娠中に友人から漫画を読まれてもらってファンになり、
0歳児を寝かしつけながら1期を見た、
思い出深い作品です。

今回も、新生児黄疸が残るような赤ちゃんたちがたくさん出てきて、
この赤子調達能力は相変わらずすごいな、と思いました。
(制作チームの方、医療チームのバックアップがあるとはいえ、赤ちゃんに無理させないでくださいね ^^; )


さて、今回は聴覚障がいをもつご夫婦と、赤ちゃんに心疾患があることが判明したバリキャリ夫婦の2組の登場回です。

初産は不安なものですが、
方や「同じように障がいを持って産まれてくるのでは」
方や「これまで築いてきたキャリアはどうなるの?」
と、不安マシマシ。

しかし、奥さんたち以上に、旦那さんの気構えが全然違って、
バリキャリさんの夫は、しのりんにカミナリを落とされてしまいます。
(そして、改められなかった……)

いい対比でございました。

どちらかというと、私はワーママさんに共感して見ていました。

そーよね、品質基準(五体満足)を満たした赤ちゃんが、納期(予定日)に遅れも早まりもせず納品されるような感覚よね〜

これまで人に頼らず、1人でやってきた感覚のままで、育児突入しちゃうよね〜
仕事中心の人生だったのに、突然切り離されたら、自分の軸がぐらつくよね〜

そりゃ、どうしていいか分からなくなるよねー
旦那さんに頼れないし、頼ったことも少ないから、
旦那さんも頼られ慣れてないから気が回せないよね〜


「迷惑かけても いいじゃない」
っていう言葉は、当事者側からはとても言いづらい言葉なんだけど、
声を上げる度胸や、相手の心に飛び込んで好意に甘える度胸も、育児には必要なんだと、今、改めて思います。

そういう生活に10年以上浸かってたら、好意が当たり前になって「オバタリアン(死語)」になるかもね。
是非もないネ!

電車の中のおばちゃん、おばあちゃんが優しいのも、そうやって世間の厳しさと、その中でキラリと光る優しさをくぐってきたからだからなんだろうなぁ。

そういえば
「男性の育休を制度化しろ」ってご意見を見かけたんだけど、
女性ですら産休育休が申し訳なく思う外圧がある会社があり
「女性は夫による転勤など、キャリアが見えにくいから採用したくない。」という労基事案な会社が少なくなったとはいえ存在する中で、
男性にも育休を!っていうのは、まだ大変なんじゃないかな〜

この問題は
高齢者が増え、労働力が少なくなったから、過重労働になり、
若い旦那さんどころか奥さんまで駆り出されるから少子化になり、
労働人口が少なくなるから、高齢化社会が進む……
という社会構造変化のスパイラルが元凶だと考えています。

だから、労働力を増やすか、賃金を減らさず労働量を減らす(効率化)が良いんだろうけど、

労働力を増やすにしても、移民政策は、ヨーロッパや近くの町を見る限り、後々大変なことになりそうだし、
子育てに力を入れるにしても、男女ともの過重労働をどうにかしてほしいし、
パワードスーツを作って、長く働けるサイボーグGちゃん化計画するにしても、昨今の交通事故を見る限り、ボケや急な心筋梗塞脳卒中はどうしようもないし。

でも、私たちが高齢者になった時に、高齢者に厳しい社会に変わってるのは嫌だな〜
(常々損な役回りを押し付けられる、ロスジェネ世代……)
21エモンだっけ?高齢者は問答無用で死刑になる話あったね。

とりあえず、10/22の選挙行くかね。


何年か経って、この番組が昼の過去ドラマ枠で再放送される頃には、「当時の時事問題」になってるといいなぁ。と思いました。

10/23発売の20巻に収録されているテーマに「産後うつ」が入ってるらしいけど、
まさかドラマのワーママさんがそれってことないよね💦