オカンハック

母親目線での「便利!」を備忘録的に書き溜めていこうと思います。

待望の液体ミルク!その使用感は?

こんにちは。カーチャンです。

近所のドラッグストアのベビーコーナーに、液体ミルクが置いてありました!
まだ「アイクレオ」だけですが、とても嬉しいです。

大きさの割に割高

手近にあった紙パックジュースと比較

パックジュース 200ml 65円
牛乳 1000ml 180円くらい?
ペットボトル飲料 500ml 150円
アイクレオ 120ml 198円

えくすぺんしぶ……

いや、元々アイクレオは割高だしね!
参考までに、同じ800gの缶でも、アイクレオは2500円、ほほえみは2000円。

アイクレオのバランスミルク 800g

アイクレオのバランスミルク 800g

明治 ほほえみ 800g

明治 ほほえみ 800g

800gでだいたい6000ml作れるから、1Lあたりざっくり400円と330円。

うわ、ヘコむ。
完母なら無料なのに、と考えると、母乳が出せなかった自分に改めてヘコむ。
体質だから仕方ないし、自分ら大人と違って、変なもの飲ませられないから仕方ないとはいえ、結構するんだな……

ちなみに、全盛期の息子は、200mlじゃ足りなくて、200ml×2本を一気飲みする子でした。
400ml…中ジョッキやペットボトルサイズじゃん……
液体ミルクで賄おうとすると、3パックで計600円……
居酒屋で一杯頼む値段と変わらないぞ。

可搬性、即時性は◎

ただ、液体ミルクの真価は可搬性と即時性。
息子の時は、お出かけに「ほほえみ らくらくキューブ」を持っていっていました。

ほほえみらくらくキューブ(1スティックで200ml分)に、保温水筒に入れたお湯と、温度調節用兼使用後のすすぎ用の水。
キューブは水では解けないので、(いいのか分からないけど)お湯で濃いめに溶いて、常温の水で割って冷ましていました。

荷物がだいぶ減る!!
何よりクソ重い保温水筒を持って行かなくていいのが素晴らしい!
らくらくキューブの時も、持ち運びやすさ、狭い外出先での作りやすさに感動しましたが、それ以上だわ!

これと使い捨て哺乳瓶を持っていけば、外出先で「駅の汚いトイレでしか洗う場所ないんだけど、そこで洗うか、それとも雑菌繁殖覚悟で家まで持ち帰るか…」という二択に悩まなくていいのね。

色、味

明治の「ほほえみらくらくキューブ」と比較しました。

うーーん、光線の加減か、あまり変わらないように見えます。

味は、
アイクレオのほうが豆乳のような感じ。
明治の方がスキムミルクのような甘みを感じます。
意外と味が違うもんですね。
「うちの子、このメーカーじゃないと飲まなくて。」という話を聞いたことがありますが、分かる気がします。

原材料について、
アイクレオの方が植物油脂が多いのに対して、
明治の方は牛乳や魚由来の動物性油脂が多い感じ。
また、乳糖がアイクレオは3番目、明治は1番目に入っています。


保存

アイクレオは半年、今後発売の明治の液体ミルクは一年間保存が可能です。

だいたい生後5ヶ月くらいから離乳が始まり、概ね1歳〜1歳半くらいで完了する*1ので、個人で備蓄しておく期間として、半年〜1年持てば困ることは少ないと思います。
ただ、何パック保管しておく?という問題が次に控えてますが……

「液体にしておくと、変質しやすい成分だと腐るんじゃ?
でも、味が変わると飲まない子もいるし…
かといって防腐剤使われるのも怖い。」
と不安でしたが、
Amazonのアイクレオの詳細情報を比較した限り、粉ミルクと液体ミルクでそこまで大きく原材料は変わっていないようです。
明治が液体ミルクを発売する際も、そこまで大きく原材料をいじることはないんじゃないかと思います。

粉ミルクも開封しなければ長期間保存できますし、もともと変質しにくい材料を使っているのかもしれませんね。
一応、分離してるかもしれないので、使用前にシェイクが推奨されています。

私見ですが、
寒冷地の場合は、凍結に注意した方がいいかと。
液体なので、凍結→破裂は起こりそうだし、
凍結したものを再解凍して使用するのは、メーカーに確認してませんが、タンパク質が壊れて変質してる可能性が高いです。

カーチャン、生卵を誤って冷凍したことがあるのですが、
解凍しても白身はスーパーボールみたいな弾力のまま、黄身も変な臭みがあり、食べれたものではなかったです。

アイスクリームは、頻繁に混ぜるなど手間と工夫の賜物なので、
「溶けたアイスと似たようなもの」と油断すると、痛い目を見る可能性が高いです。

白身は冷凍できる」と聞きますが、割ってから黄身と分けて冷凍してくださいね。
ダイレクト・インしたオカンとの約束だよ!

備蓄用品は、納戸や外の倉庫など比較的寒い場所に置いておくと思うのですが、
うっかり忘れないように気をつけてください。

まとめ

液体ミルクは、男性育休とともに、前回の出産と大きく変わった出来事の一つです。

最初にきっかけを作ってくれた「液体ミルクプロジェクト」の皆様ほか、
実用化に向けて動いてくださった、議員や厚生労働省の方々、メーカーの方々、皆様あってのことです。

4月末には、明治のほほえみも液体ミルクバージョンを出すそうです。

これから授乳の一つの形として、定着していくといいですね。