新発売の「レゴ®️ ヒドゥン・サイド(HIDDEN SIDE)™️」を体験してきたよ!
まんたんにレゴランドに連れて行ってもらってから、すごい勢いでレゴにハマっています。
気になったら止まらないのがオタクのサガです
ららぽーとみなとアクルスで行われていた、「夏のレゴパーク 2019」にて、8/2 新発売の「レゴ®️ ヒドゥン・サイド(HIDDEN SIDE)™️」シリーズの体験をしてきました。
野外スペース「デカゴン」で行われたのですが、屋根があるにも関わらず熱風が凄まじかったです。
レゴ®️ ヒドゥン・サイド™️とは
新しい町に引っ越すのは大変だよね。主人公のジャック・デイビス (13歳) は、引っ越してきた古い田舎町ニューベリーで、新しい環境になじもうとしているところ。ところが、ゴーストでいっぱいの忘れ去られた恐ろしい「闇の世界」がニューベリーの町を乗っ取りはじめてしまった。友達になったパーカー (13歳) や、闇の世界のゴーストたちが見えるようになるアプリを発明した天才科学者のJ.B.ワットと一緒に、ジャックの人生最大のゴーストハントがはじまる!
みんなはジャックとパーカーと一緒にゴーストハンターになる勇気はあるかな?
[ ホーム - LEGO.com JP]
ヒドゥン・サイドは、ブロックの組み立てだけではない新しいレゴの遊び方です。
組み立てたセットを専用アプリでスキャンすると、オバケ退治のARゲームアプリ「ヒドゥン・サイド」で遊べます。
発売時点で発表されたセットは8種類。
学校、列車、スクールバス、トラック、漁船、お墓、レストラン、研究所があります。
体験では、学校、列車、スクールバスの3種類のセットが体験できました。
ARで遊びが広がる
ブースの中は、組み立て済みのモデルが2つずつと、アプリインストール済みのiPadが9台ほど置いてありました。
ゲーム開始画面までは係の人が操作したため、詳しく弄れませんでしたが、
アプリを起動し
「ハンター」モードを選び、
マップ(遊びたいセット)を選択して、
組み立てたモデルを認識させるとゲームが始まります。
アプリと現実のブロックの両方を操作して謎を解き、
スマホのバッテリー(スマホで幽霊退治をする設定なので、HPに相当)が切れる前にボス・ゴーストを捕獲できればステージクリアです。
ちなみに「ゴーストモード」を選ぶと、ARなしのゲームを遊ぶことができました。*1
ハンターから隠れながら、グルーム(パワー的なモノ?)を集めます。
【8/6 追記】
「ARゲームの内容がいまいちピンとこない」というご質問がありました。
私が体験した範囲で分かったこと、推測していることをまとめます。
Q.アプリでどうやって遊ぶの?
アプリ「ヒドゥン・サイド」は、ゴーストを捕獲しコレクションするゲームです。
レゴブロックと連動するハンターモードと、
アプリだけで完結するゴーストモードがあります。
それぞれゲームシステムが全く違います。
なお、アプリはなかなか容量もあり、動作もリッチなので、空き容量を確認の上、Wi-Fiに接続した状態でダウンロードすることをお勧め致します。
Q.ハンターモードのゲーム内容をもう少し詳しく
アプリを起動し、組み立てたモデルをスキャンすると、ゲームが始まります。
画面中央にターゲットサイト(しるし)が表示されるので、光っている場所に向けるとグルームやゴーストを発見できます。
ゴーストは赤、青、黄の種類があり、アンテナが対応するモードになっていないと探せません。
レゴ・ブロックを動かして、アンテナのモードを変えたり、お墓を開けたりして、探索を進めます。
ゴーストを発見すると、戦闘になります。
タイミングよくボタンを押して攻撃し、HPを0にするとゴーストを捕獲できます。
探索が完了すると、強力なボスゴーストが現れます。
ボスゴーストを倒すとステージクリアです。
クリア後は、取得したグルームなどで、便利アイテムを買ったり装備を強化できます。
詳しくは、下記のプレス体験会の10分以降をご覧ください(英語です。)
Q.どのセットを買うべき?ゲーム内容は違う?
ゴーストモードの場合、レゴのセットは不要です。
ハンターモードの場合、遊べるマップとレゴセットが対応しています。
ステージは、キット専用の8つ + それぞれのキットについているミニフィグ専用のステージ1つ の計9ステージです。
体験した感じでは、
「読み込んで、探索し、捕まえる」という流れは一緒なので、気に入ったセットでいいと思います。
ただ、大きいセットの方がギミックが多いので、遊びごたえはあるかもしれません。
Q.課金要素は?
レゴのセットです。(断言)
遊べるステージに直結するので、無料といいつつ「課金前提」のゲームと言えるでしょう。
逆に言えば、今のところ、ゴーストモードだけなら無料で遊べます。
技術的な目線で見ると
ARを行う上では、現実の物体とARの3Dモデルと連動させるために、なんらかの紐付けが必要になります。
例えばポケモンGOだと、ポケストップと実際のスポットをGPS情報で紐付けています。
(戦闘画面は、加速度センサーで位置補正しながらカメラ画像と合成しているだけに見受けられます。)
また、こちらで紹介されている動画の場合、
水素カードをめくる時に、ARマーカー(基準になる図形)が印刷されているのがチラッと写っています。
教育×ARの形!
— AR起業家 | Totti (@ok_totti) 2019年7月28日
やっぱ分子構造をビジュアルで理解していくのはスタンダードになりそうだね:)
pic.twitter.com/ZOF93Uk2JL
でも、ヒドゥン・サイドの組立モデルをざっと見た限り、マーカーらしき図形は見当たらなかったんですよね。
となると、自撮り加工の「SNOW」のように、組み立てたモデルを画像認識しているのかも?
確かに、「モデルを輪郭に合わせてスキャンしてね」という指示が出たり、
スキャンする時に、うまく認識できなくて係の人があたふたしていました。
そうなると、
ゲーム実行中に組み替えたり隠したりして、どこまでいじっても大丈夫か、試してみたくなりますね……
スキャン時の認識精度もどこまで寛容なのか気になります。
1×1ブロック1個無くしただけでも認識ができなくなるんなら、すぐに遊べなくなるのは明白ですもんねぇ。
現実と仮想、ごちゃ混ぜで遊べ!
教育者の一部は、低年齢の子供にはデジタル機器でなくアナログなおもちゃを奨励しています。
実際に重さや質感を感じながら考えて組み上げることで、創造性などを養うことができると謳っています。
しかし、ARにより、電子ゲームとアナログおもちゃであるブロックの垣根を取っ払うなんて、
「デジタルだアナログだ、ガタガタ言ってるんじゃねぇ!
子供達の創造性なめんな!」
と、公式自ら反論しているようで、とてもロックですね!
もちろん、ドアを開けれたり、スクールバスの座席にミニフィグを座らせたりできるなど、AR抜きでも楽しめるようになっています。
ゴーストのミニフィグは、顔が蓄光パーツでできているように見受けられました。
レゴランドのハロウィンイベントに連れて行きたい!
長く遊べるかは……
親目線では、1万越えのキットを買ってもゲームの一部しか遊べないなんて、なんてアコギなんだと白目むきそうです。
しかも、ゲーム画面のセット選択画面を見ると「シーズン1」の文字が。
えー!つまり、今後もまだセットが発売されるの?
全部のARゲームを遊ぶには、総額いくらかかるの?!💸
前述の通り、組み替えると認識されない可能性が高いので、子供が飽きるのが先か、フルスペックでは遊べなくなるのが先か、微妙ですね。
バラした後、組み立て直せる自信ない💦
加えて、レゴの良さって何十年も継ぎ足し継ぎ足しで遊べる頑丈さと普遍性だと思うので、
AR(スマホ)なんていう5年で土台から変わるようなモノに縛られるのは、自分のレゴ観的にちょっとどうなの?と思ってしまいます。
それを言っちゃうと、
ブロック原理主義の夫は、キット自体を「あんなプラモデル、レゴである意味がない」と酷評してるんですけどね。
とはいえ、ARが使えなかろうが、今まで通り「ブロックおもちゃ」としては遊べます。
あえてギミックを殺して、自分好みに組み替える猛者もいるようですよ。
ARを使って「も」遊べるというスタンスで見たほうが、パーツの紛失やARアプリのサポート切れに怯えずに、心穏やかに遊べそうです。
イロモノになるかブレイクスルーになるか
上から目線となりますが、
ARの導入は、かなり革新的で、レゴの世界への没入感を更に高めてくれると考えます。
読み込んだモデルの背景が、自宅の机から疾走する道路に置き換わっていくのを見て、
「ボクのレゴが動き出した!」
と、子供には空想がアウトプットされたように見えるんだろうな、と感じました。
レゴは変わらないとはいえ、
黄色い顔の「いつものミニフィグ」とは頭身が違う「フレンズ」シリーズが発売されたり、
時代のニーズに合わせて変わっている部分もあります。
ヒドゥン・サイドシリーズも、一発屋にならずに続いていくといいですね。
↓ヒドゥン・サイドシリーズ一覧。品番が上がるほど値段もサイズも上がります🤣
レゴ(LEGO) ヒドゥンサイド J.B.のゴースト研究所 70418
- 出版社/メーカー: レゴ(LEGO)
- 発売日: 2019/08/02
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
- 出版社/メーカー: レゴ(LEGO)
- 発売日: 2019/08/02
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
レゴ(LEGO) ヒドゥンサイド お墓のミステリー 70420
- 出版社/メーカー: レゴ(LEGO)
- 発売日: 2019/08/02
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
レゴ(LEGO) ヒドゥンサイド エル・フエゴのゴーストハントトラック 70421
- 出版社/メーカー: レゴ(LEGO)
- 発売日: 2019/08/02
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
レゴ(LEGO) ヒドゥンサイド ゴーストがいっぱいエビレストラン 70422
- 出版社/メーカー: レゴ(LEGO)
- 発売日: 2019/08/02
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
レゴ(LEGO) ヒドゥンサイド ゴーストハントスクールバス 3000 70423
- 出版社/メーカー: レゴ(LEGO)
- 発売日: 2019/08/02
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
レゴ(LEGO) ヒドゥンサイド ゴーストハント急行 70424
- 出版社/メーカー: レゴ(LEGO)
- 発売日: 2019/08/02
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
レゴ(LEGO) ヒドゥンサイド ゴーストに取りつかれたニューベリー高校 70425
- 出版社/メーカー: レゴ(LEGO)
- 発売日: 2019/08/02
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
*1:「ヒドゥン・サイドの世界を覗いてみるかい?」的なことを言われたので、ハンターがメインで、ゴーストはオマケという位置づけなんでしょう。