オカンハック

母親目線での「便利!」を備忘録的に書き溜めていこうと思います。

育休でJUMP!会に参加しました。無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論 #1


お久しぶりです。カーチャンです。

少し間が空いてしまいました。
何があったわけではなく、ただ筆が向かなかっただけです。
大丈夫。

さて、また育休でJUMP!会に参加しました。
今回から、私のリクエスト本「無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論」です。
一回読んで記事にしたアレです。
平社員技術者のカーチャンが『無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論』を読んだ - オカンハック

1章でカッチン💢ときて、そこから半分心を閉ざしたまま読み切ったのですが、本当に読み切っただけ。
教えより、ムカっ腹のほうが記憶に残ってました。
でも、先日育休でJUMP!会に参加した時に「この本いいよ。」と勧められて、
「読み方が不味かったのかな?」
と、柴田さんや皆さんの力を借りて再チャレンジしようと思いました。

今回は1章です。
(なんか「7つの習慣」含め、この手の本ってやたら前書きが長いイメージがあったのですが、
なんかすごくさっぱりしていました。)

搾取側から見たのがあかんかった。らしい。

柴田さんに「これ読んでどう思いました?」
と聞かれて、いの一番に
「『マネジメントとはやりがい搾取である』と、読み取れました!」
と、一番の疑問点を。

他の方も、
「例に出てくる女性像が古い!バブルかっ(婚活女子、ブランド中毒女子vs女性研究員、女性シェフ)」
というご意見。←というか、なんで『女性』って規定するの?性別出す意味あるの?と、私は思いました。
私含め、本筋以外のところにツッコミ多数。

柴田さん、絶句。
「ええと、この表現は、『自分は搾取する側』『女より上』だと思ってる男性には、これで刺さると思うのよ……
あなた方は、どちらかというと、『搾取される側』から見ちゃってるのよね……」
「海老原さんは、リクルートの部長時代に、奥様のキャリアを尊重して育児を積極的に担ってたこともあるし、決して女性を見下してるわけではないのよ……」
と。

なんと……

「翻訳するなら、
『モチベーション高い方が、能力をフルで発揮して、生産性上がるし、チームの雰囲気も良くなるよね。
だから、モチベーションは大事だよ。』という趣旨なのよ。」
と、

ええーー……
立場や文化によって、こんなに印象ってちがうの?
そっちの方が驚きました。

そうだ、そもそも、これってタイトルからして「上下関係の作り方」って本だった。
フラットな組織のほうが馴染んでる女子組織や、役割と別に能力ヒエラルキーがあるITエンジニアには、そもそも目指す組織構造が違うのかも。

「適切なハードル」とは?

次にお話ししてくれたのは、起業家を支援する立場の方。
「色々お膳立てしても、動かない人はとことん動かない。やる気あるの?って思ってしまう。
かと思えば、軽く背中を押すだけで動く人は動く。
モチベーションって、難しい。」という話でした。

これには、柴田さんは
「ハードルは、平等と公平、どちらですか?」
という話をしました。
(きっとキミチャレが脳裏にあるんだと思います。)

いくら「スモールステップ」とはいえ、素人の一歩とある程度わかってる人の一歩は違うんだ、という話で、
「適切なステップ」を踏ませているつもりでも、本人には大きすぎるとか、全体の位置付けが分からなくて迷ってしまうんじゃない?ということでした。
特に素人ほど、その手前の泥臭いところが見えずに「できそう!」と思ってしまうんだとか。(ダニング=クルーガー効果)

本気で支援をするなら、その人のレベルを見定め、その人に合った策を打たないとダメ。
あー、なんか、「人を助けるということ」などにも通じるテーマですね。

コロナで一番ダメージを受けてるのは、「オールド・ボーイズ・ネットワーク」

そもそも、この本は前書きにある通り、「18人の巨匠の考えのエッセンスを、海老原さんが分かりやすくまとめたもの」であり、
これらのマネジメントの考え方は、既に人事制度などで取り入れていて、当たり前すぎて見過ごしている内容を、体系だって学ぼうという内容です。

学問の体系化は、「再現性」を狙うことだそうです。
凡人でも、学べば60点は取れるようにするのが狙いだとか。

今まで体系だった学びがなく、「タバコ部屋の口伝」でのみ支えていた組織は、働き方改革とコロナで分断されて大ピンチなのでは……

逆に
今だからこそ、マネジメントを学ぶのは大きなアドバンテージになるし、
オールド・ボーイズ・ネットワーク(男性たちの非公式ネットワーク)に入りづらい女性たちにも光が当たるかも?ということかも。

モチベーションについて、語ってねぇ!

そういう「前書きに書いてない前提知識」を話すことで、「無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論」第1回目はおわりました。

第一章の「モチベーションはなぜ必要か」、短かったんですが、そもそもの話で終わってしまいました。

他にもこのツイート↓についてとか、語りたかったんですけどね。

これはハーズバーグの、動機付け・衛生要因二元論ですね。
意外と「上司部下」でなくても、親と子・夫婦という、家庭内のチーム(もちろん夫が偉い、妻は従え、ということでなく)ビルドにも、モチベーションは欠かせないので、
「夫に家事を手伝ってもらうには。」
なんてのにも使えそうですね。

ずっと上司に飼われてていいの?

技術職といえば、
「部下に適切に課題を与えるのが上司の役割と言うけど、『上位職になっても、社長から言われたことだけやる』って問題じゃないです?」
「技術職なんで、『んなもんggrks』って突き放すこともあるけど、それって間違い?
でも、自分で調べられるようにならないと、独り立ちできないと思う。」
という意見も出ました。

「それは、次回"第二章 適切な成長ステップ"を乞うご期待」なんですって。

次回は10/16(金)21:30〜 第二章をやります。
申し込みは、PeatixJUMP会 | Peatixで行いますので、ぜひフォローをお願いします。
第二章「適切な成長ステップ」ぜひともに学びましょう。