もっと早く知りたかった!赤ちゃん「で」遊ぶ本
- 作者: 小西行郎,小西薫,齊藤恵
- 出版社/メーカー: 海竜社
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
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私の個人的意見なんですが、
産まれたばかりの赤ちゃんって、かわいいとは思えないんです。
シワシワの鳥の雛みたいだし、
全てが華奢だから、丁寧に扱わなきゃいけなくて気を使うし、
あやしても反応しないし、
ずーっと寝てるばかりだし、
こっちへの呼びかけは「飯」「ウンチ」だけだし
鳴き声が妙に神経に響くし…… ←泣き止ませたくなる周波数として、本能に刻まれているみたいです。
首が座ってくる頃からですかね……
笑うようになったり、おもちゃで遊んでくれるようになってから、やりがいが持てるようになりました。
作った離乳食をモリモリ食べてくれるの、とっても嬉しい。
足にしがみついた時に、一緒によちよち歩くのも楽しい。
なんだか最近は、「あーうー」と喃語を話すようになり、会話が成立してる雰囲気を味わえるようになりました。
その代わり、勝手にバッグを開けて鍵で遊んだり、
テーブルクロスを引いて危うく夕食を全滅しそうになったりと、別のイライラが増えてきましたが……💢💢
この「双方向感」が、私には大事だったみたいです。
「ボクは赤ちゃんなんで、おしめを替えてもらってトーゼンでちゅ!
ほらほら、早くかえなちゃい!」
的な態度に、達成感が感じられなかったのかもしれません。
(当然、イラっとする方が何考えてるんだってことですけど。)
なので、もっと早くこの本に出会っていたら、いろんな原始反射で一緒に遊べたかもしれないな。
と、少し残念。
「赤ちゃんの遊び」とありますが
1歳くらいまでを対象に、発達段階に従って、赤ちゃんと大人がコミュニケーションをとる方法というか、
「この月齢の赤ちゃんは、こんなことに興味を覚えるよ。」
「この月齢だと、こんなことができるからやってあげよう。」
というガイドです。
エントリーのタイトルを赤ちゃん「で」としたのは、
「遊んで!」って意思表示をしてくれて、それをこっちが認識できるまでは数ヶ月かかり、
それまでは「向こうはちゃんと楽しいのかな?大人の自己満足では??」と悩んでしまっていたので。
「自己満足でもいいじゃない!
赤ちゃんも、ママが笑うと楽しいはずだよ。」
と、あの時、背中を押して欲しかったから。
発達のスピードは個人差があるし、発達する方向や興味もバラバラなんで、
「ウチの子、まだできないわ……」
とへこまず、ネタの一つとして仕込んでおくといいと思います。
それにしても、0〜1歳ってすごいですね。
自力で動けなかったのに、歩くようになるんですから!
これからイヤイヤ期になって、大変になると思いますが、メゲずに頑張りたいと思います。