ブーム再燃の「ギリシャヨーグルト」をおさらいしよう
3月末から、AEONで「ギリシャヨーグルト」をプッシュしてますね。
ギリシャヨーグルトは、高タンパクの割にカロリー低めで、アメリカを中心にブームが続いています。
http://s.news.mynavi.jp/articles/2015/04/07/yoghurt/index.html
ところで、同じ「変わり種ヨーグルト」のカテゴリに「カスピ海ヨーグルト」「トルコ風ヨーグルト(アイラン)」「ケフィア」などがあります。
これらはどのような違いがあるのでしょうか?
ヨーグルトとは
WHOの定義によると、「ヨーグルトとは乳及び乳酸菌を原料とし、ブルガリア菌とサーモフィルス菌が大量に存在し、その発酵作用で作られた物」と決められています。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヨーグルト
ヨーグルトの語源はトルコ語です。
地図を見てみると、これらの国々は黒海周辺にあるのが分かります。
この地域をには古くから遊牧民が住んでおり、様々な乳製品が作られてきました。
各種ヨーグルトの違い
ギリシャヨーグルト
通常のヨーグルトから、水分(ホエー)を除いたものです。
濃縮されて、生クリームのようなコクがあります。
トルコにも似たものがあり、「スズメ・ヨーグルト」として使われています。
トルコヨーグルト(アイラン)
ヨーグルトに塩を加えた飲み物です。
暑い気候にマッチして、さっぱりした飲み口です。
トルコは世界一ヨーグルトを食べる国で、アイランの他にもヨーグルトの乳脂肪を分離した「カイクマル・ヨーグルト」も使われています。
カスピ海ヨーグルト
独特の粘りがあります。
この粘りは、菌の構成が通常のヨーグルトと違い、酢酸菌を含むためです。
インフルエンザの予防・症状の軽減があるとされています。