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オカンハック

母親目線での「便利!」を備忘録的に書き溜めていこうと思います。

自称「料理できない男」だった旦那が料理を作れるようになるまで。

家事ハック 人間関係

新婚の奥様に一言アドバイスを。

旦那さんが料理できる人だと、すごく楽ですよ!
ここでいう「料理ができる」とは、速水もこみちレベルではなく、「自分で食べるものの用意ができて、片付けができる」ことを指します。

昔みたいに、お姑さんと同居するなどで台所の手が足りている時代ならいざ知らず、今の時代、奥さんに家事全部の負担がのしかかっています。
共働きならなおさら、休む間がありません。

また、片方しか家事ができないのでは、寝込んだ時や、どうしても出かけなければならない時に、スーパーの惣菜一択になります。(それすら思い至らず「用意しろよ」な人もいますが。)

特に、これから出産・子育てが控えている方は、1ヶ月間自分の体が使いものにならないと覚悟してください。
子供で手一杯で、自分たちのことが後回しになることも当たり前のようにあります。
加えて、人によっては悪阻で台所に立てなくなる場合もあります。

夫の家事スキルを上げておくことは、リスクコントロールの一環として必須課題です。

うちの夫も、
「一人暮らしの時は、すき家松屋吉野家をローテしてた。」
と言っていたくらい、料理音痴でした。
でも、今では休みの日に率先して作ってくれます。
子供にかかりきりになりたいときもあり、すごくありがたいです。

こんなうちの夫が料理ができるようになったステップをお伝えします。

1.台所に引っ張り込む

「配膳手伝って。」
「食卓拭いて。」
「洗った食器拭いて。」
最初はこんなことでいいんです。

目的は3つ。
①「台所に入っていい」と分かってもらう。
「あそこは嫁のテリトリー」「手を出したら怒られる」
そういうイメージを取り払ってもらいます。

②基本的なルールを覚えてもらう
「どれが台拭きでどれが食感拭きか?」
「包丁はどこか?」
「どれが食器用スポンジで、どれがシンク用スポンジか?」
こんなことを1つずつ覚えてもらいます。
ついつい便利グッズを揃えたくなりますが、なるべくシンプルに、用途を分かりやすくするのがポイントです。

③調理の前工程、後工程があることを理解してもらう。
「切って炒めて味付けして盛り付ける」ことだけを【料理をつくること】と思っている男性は、少なくありません。

それは【調理】だこの野郎。
食卓机を片付け、台拭きで拭き、配膳し、必要であればドレッシングなどを出すこともあります。
調理の後、調理台やレンジ周辺を拭いて、調理器具を洗って片付ける。
食べ終わったら、食器をシンクに運んで洗い、拭いて片付ける。再び食卓を拭く。
トータルでできて【料理を作った】と言ってくれ、というのが、世の妻たちの叫びです。

やってくれたら、必ず「ありがとう!」と感謝しましょう。
休んだり遊びたいだろう時間を割いてくれたのです。
「これくらいやってくれて当然」という考えを捨て、負担が軽くなったことを素直に感謝しましょう。

2.簡単な調理や盛り付けを手伝ってもらう

台所に立つようになってくれたら、次は「楽しそうなこと」「花形」をやってもらいましょう。
旦那さんによって違うと思いますが、味見をしてもらったり、レタスをちぎってもらったり、盛り付けをお願いしたりします。
ちょっとアレレ??でもご愛嬌。
「料理って楽しいかも?」
と、思ってくれるよう、楽しんで作ってもらいます。

3.一品作ってもらう

調理補助ができるようになったら、レシピサイトなどを見せて一品完成させてもらいましょう。

「大さじ、小さじの使い方」や、「各種の切り方」「少々とひとつまみの違い」などを確認しながら、きちんと手順に則って作れるよう、アドバイスします。
(レシピは、暗黙知が多かったり特有の表現が多くあります。
慣れない人は、読解できなくてやる気をなくしたり、勝手な判断でアレンジをして失敗しがちです。)

和え物や、「○○の素」などの炒めたものに混ぜるだけのレトルトが、挑戦しやすくていいと思います。

作ってくれたことに感謝して、おいしく食べましょう。

4.得意料理を1つだけ極めてもらう

「材料があったら作れる」という鉄板レパートリーを作ってもらいます。

チャーハンや焼きそば、カレーのように、簡単かつ一品で食事になるものがオススメです。
この際ジャンキーなものでもいいので、休日のお昼などに繰り返し作ってもらって、調理に慣れてもらいます。

このステップ以降は、調理後の片付けまできちんとやってもらいましょう。
「やってもらって助かった!
こんなことができた!」
「休ませてもらえて、体の不調が軽くなった。」
と、手が離れたことに感謝しましょう。

5.一食丸ごと作ってもらう

料理することに慣れてきたら、一食全体を作ってもらいます。
あらかじめタレに漬け込んだ肉や、切っておいた野菜、シュウマイや餃子などを用意し、焼くだけ・茹でるだけ・チンするだけで一食ができる状態にします。
(揚げ物は、まだ危険です。)
手順書や作り方を用意し、それに従って作ってもらいます。

ここまでできれば、夫ひとりでも大丈夫。
口出ししたくならないよう、思い切って外出しましょう。
「やればできるじゃん!」
と思い切り褒めて、ともに達成感を味わいましょう。

6.一緒に献立を考える

2人でレシピサイトを見ながら献立を考えてみます。
「昨日は和食だったから、今日は洋食にしようか?」
「冷蔵庫にキャベツが余っているから、キャベツで作れる副菜を探してみよう。」
と、条件を出しながら、食べたいものを決めていきます。
自分が食べたいものなら、意欲的に作ってくれるはずです。
コツは、難易度調整を奥さんがやってあげること。
あまりに無謀なものや突飛なもの、特殊な器具が必要なものは、やんわりと指摘してあげてください。

作るものが決まったら、全体を見渡した手順書に落とし込みます。
まずご飯を炊き、味噌汁にとりかかり、
時間がかかる和え物・煮物・オーブン料理を作り、
短時間で仕上げる焼き物・炒め物・揚げ物を最後に作る、という具合です。
料理としてのバランスや、全体の流れをイメージできるように、相談しながら決めましょう。

決まったら、一緒に買い物に行きましょう。
何が新鮮か、どんな状態で売られているか、見てもらいましょう。

7.完全に任せる

ここまでくれば、もう大丈夫。
「冷蔵庫の中のものでちゃちゃっと」は無理でも、レシピと食材を渡せばなんとかしてくれます。

まとめ

いかがでしょうか?
このステップは、子供のお手伝いにも応用できると思います。
家事に協力的で手先が器用な夫だから、たまたま成功したかもしれないのですが……

男性は挑戦するスリルと乗り越えた時の達成感を、女性より強く求めるといいます。
しかし、「手伝ってやってる=本当は俺がやるべきことではない」という意識が残っている場合、頭ごなしに叱ると、「なんだよ!手伝ってやったのに!」と、二度と手伝ってくれなくなる恐れがあります。

ただし、向き不向きや興味のあるなしがあるので、どうしてもやりたがらない場合は無理強いせず、
「料理の間だけ、子供を見ててもらう。」
「テレビを見ながらでいいので、洗濯物を片付けてもらう。」
など、並行してやってほしい家事を手伝ったもらえるといいですね。

快適な暮らしを家族全員で作っていきましょう。