オカンハック

母親目線での「便利!」を備忘録的に書き溜めていこうと思います。

防災センターに行ってきました

こんにちは。カーチャンです。

連日猛暑が続きますが、お元気ですか?
本日はママ友と名古屋市港防災センターに行ってきました。

防災センターとは

名古屋市港防災センターは、港区役所すぐ横にある、防災に対する正しい対応方法を啓発するための施設です。
名古屋市の施設なので、無料で利用できます。
素晴らしい!

空調が効いているのもあって、ちびっこたちがたくさん見学に来ていました。

みどころは各種体験施設

館内は2階建てになっています。
地震の揺れを体験するコーナーや、
煙の中を避難するコーナー、
伊勢湾台風の映像資料を公開するシアターなどがあります。

VRメガネをやプロジェクションマッピングを使った、最先端の展示もあります。
防災研究も兼ねている施設なので、大学などと連携しているようです。

衝撃的だったのは、「電話ボックスで緊急通報してみよう」体験。
お、おう、そうか、今の子は「電話ボックス」の存在自体を知らないのか……
ジェネレーションギャップだわ……

たまたまその日はイベントデーだったので、普段はやっていない、簡易トイレの使い方講座や、大学生による啓発紙芝居などをやっていました。

防災グッズって、平時にやるのはもったいない
と考えちゃって、
「買ったはいいけど、やってみたことはない。」ってケースが多いと思います。
でも、災害時のパニックの中でぶっつけ本番するより、こうやって誰かにコツを教えてもらいながら、リハーサルをすると安心できますね。

説明をしてくれた方も
「避難所より自宅の方が落ち着けるので、自宅が安全なら、自宅待機のほうが過ごしやすいので、こういう自宅に篭れるグッズも備えてあったほうがおススメです。
でも、旅先などで経験があると思いますが、『いつもと違うトイレ』って緊張して出ないじゃないですか。
排泄を我慢すると、便秘やエコノミークラス症候群などで体調を崩しやすくなるので、
いざ使う時に緊張しないように、一回、実際に家で処理してみるといいですよ。」
と、簡易トイレのサンプルをいただきました。

排泄って、災害対策の盲点となりがちなので、一回ちゃんと考えてみるべきですね。

機会があれば、一度は行ってみるべき

入った第一印象は、「狭っ!古っ!」と思いましたが、*1じっくり体験すると、半日近く楽しめました。

本格的に楽しめるのは、幼稚園児〜小学生だと思いますが、それより幼いうちの子達でも、消防車や防災ヘリに夢中になっていました。

8/26には、別のイベントが開催されます。
そこでは、非常食の試食などもありますので、ぜひ参加してはいかがでしょうか?
夏休みの自由研究の駆け込みにもおススメです。


関連

保存水や備蓄食料を点検しないと…
年1の行事にしておかないと、うっかり忘れてしまいがちですね。

簡易トイレを説明してくれたおじさん曰く、
「簡易トイレキットを買わなくても、大きいゴミ袋と凝固剤があれば代用できます。
でも、代用する前に一回キットを使ってみて、内容を理解しておいたほうがいいですよ。」
とのことです。
凝固剤も、物によって使い方が違うので、きちんと確認してください、ということでした。

小久保 緊急簡易トイレ 凝固剤入10回分入 KM-012

小久保 緊急簡易トイレ 凝固剤入10回分入 KM-012

サッと固まる非常用トイレ袋(30回分) 災害での断水時でもトイレが使える!

サッと固まる非常用トイレ袋(30回分) 災害での断水時でもトイレが使える!

*1:2Fは伊勢湾台風が発生した1950年代の街並みを再現しているようですが、そうじゃなくて、そもそもトイレなど、建物自体が昭和に建てられたんだろうなぁという趣きが漂います