オカンハック

母親目線での「便利!」を備忘録的に書き溜めていこうと思います。

NAGOYA BOOST 10000 説明会に行ってきました

ママ友のジャスミンさんから教えてもらって、名古屋市主催のイベント「NAGOYA BOOST 10000」の説明会に行ってきました。

プログラマの端くれであるカーチャン、ハッカソンイベントに興味はあったものの、
これまで行ったことがなかったので、どういうものか分かりません。
勉強会も本戦も、家族の予定があったので、来年参加するかの参考にするため、説明会だけ見学に行こうと思いました。

会場はナディアパーク4階、7月に新しくオープンする「Innovator's garage」です。
NAGOYA INNOVATOR’S GARAGE|ナゴヤ イノベーターズ ガレージ
コワーキングスペースとかレンタルオフィス的なものなんですかね?
まだ工事中のため、ガラスに養生がしてありました。

NAGOYA BOOST 10000とは

NAGOYA BOOST10000は、名古屋市が主催しているイノベーター育成・ビジネス創出のためのプログラムで、
新規ビジネス創出のためのNAGOYA HACKATHONハッカソン
若手人材育成のためのAI・IoT人材BOOSTプログラム
ハッカソンと人材BOOSTプログラムの成果を発表し、様々なビジネスマッチングを目的としたNAGOYA BOOST DAY(ナゴヤブーストデイ)
の3本柱となっています。

通常のハッカソンは、プログラムの共同開発と交流を楽しむイベントに対して、
NAGOYA BOOST 10000のハッカソンは、人材育成・ビジネス創出プログラムの一部となっているため、より「地元企業とのコラボレーション」が重視されています。

また、成果物も、ソフトウェアだけでなく、ハードウェアを含めたプロダクト、更にその上位のサービスまでが範囲となっています。

↑これが何を意味するか、ぜんっぜん理解していなかったカーチャン。当日はホント浮いていました……

当日の流れ

悩みに悩んで、1週間前にGoogleフォームで参加申し込み。
しかし、当日になっても確認メールが来ない……届いたんだろうか……
持ち物もよう分からん……
そういえばあのフォーム、受付締切日書いてなかったけど、大丈夫なのか……

とりあえず、夫に諸々任せてでかけました。

受付

受付で名前を言うと、無事に参加者登録されていました。
ホッとしたのもつかの間、
「名刺はありますか?」
Σ('◉⌓◉’)

完全に、趣味のための物見遊山気分でした。
名刺がないので、名札に直接記名しました。早速しくじった……

会場はそこそこ満員。
スタッフ、協賛企業ふくめ80人くらい。30〜40代くらいの男性が中心ですが、大学生も来ていました。

河村市長挨拶


おー、生たかし、はじめて見た!

「名古屋に新しいビジネスが産まれれば、それを目当てに更に人や企業が集まる。税収も増える。
だから、名古屋市も応援しとるの!

新しいことをするんだったら、失敗はつきもの。
失敗してもいい、また次チャレンジすればいい、そういう機運を盛り上げていかなかん。
目標は、イノベーター1万人!
だから『NAGOYA BOOST 10000(テン・サウザンド)』!

銀行の偉い様に聞いた話だけどヨ、
みぃんな預けるばっかで、借りぃせん。
カネは回してナンボだでね。
このチャンスを逃さず、どんどんチャレンジしてちょー」(意訳)

主催者挨拶、イベント内容説明

JerryWare社代表の崔 熙元さんが登壇。
イベントの主旨と、これまでの歴史を振り返ります。

3つの柱のうち、元々はNAGOYA HACKATHON単品でスタートしましたが、人材育成プログラムと、成果発表・ビジネスマッチングを行うBOOST DAYが追加されたんですね。

NAGOYA HACKATHONは、チーム対戦となっており、
上位2チームはその後も事務局の支援を受けて継続開発を行い、
人材育成プログラムの結果と一緒に、2月に予定されているBOOST DAYで活動結果の報告を行います。

「このハッカソンは、ただソフトウェアを作り上げる従来のハッカソンとは違います。
色々な目的のある人が集まって、『新しい価値観を作る場』にしたいのです。

How(どうやって:技術)は、オンラインでも手に入りますが、
Why(なぜそれをやりたいのか:目的)は、人と人の間でしか高められません。
私はみなさんのWhyを応援したい!
さぁ、ガンガン横のつながりを作ってください!」
∑(゚Д゚)

あぁ、だからみんなキチンとした「ビジネス仕様」で来てるのね……

ネットワーキングタイム

「はい、では、名札についた数字ごとに席移動して、自己紹介してください」
はいきたー!カーチャンの苦手なやつ!Σ(T⌓T)

ハッカソンのメインテーマ・小テーマ説明

今回のハッカソンのメインテーマは、「AI・IoT×子供の未来」として、
次世代を担う子供たちの育成に、AI・IoTはどのように関わっていくか?という新しい価値の提案が求められます。

それだけだと広すぎるので、協賛企業ごとにサブテーマとなる課題を出し、参加者は課題解決をチームになって行います。

2回目のネットワーキングタイムを挟みつつ、
星ヶ丘テラスの「東山遊園」をはじめとする3社2団体がサブテーマを出しました。


個人的に、東山遊園さんの「絵本に触れる機会を増やす」というテーマに惹かれました。
「IoTを活用しつつ、五感で絵本を感じられるように。
マッチングアプリ電子書籍は、既にあるサービスだから不可。」
という、なかなかややこしいものですが、
絵本の「メルヘンハウス」閉店を機に、やっぱり子供のうちは紙の絵本がいいね、と思っていたので、もし参加していたら、このテーマで考えていたと思います。

シメの挨拶と3回目のネットワーキングタイム

誘ってくれたジャスミンさん曰く、
本戦当日はそれぞれの参加者がアイデアをプレゼンし、興味のわいたプレゼンを中心に、チームを作るそうです。
なので、ネットワーキングタイムは他の参加者と顔合わせをするいいチャンスなのですが……
完全に固まってしまいました。

「もっと軽い感じで参加してくれていいですよ」
と、見かねた運営スタッフさん(市の職員)が声をかけてくれたのですが、
よく見たら、1割もいない女性、全員協賛企業からの出席で、話しかけやすそうな女性参加者、ほとんどいない!
男性も、いかにもパイオニアスピリッツ?に溢れた感じのグイグイ行く人ばっかりで、輪から弾き出されてしまう……

もう完全に気押されて、途中から「これはオカンハックの取材」と割り切って、観察していました。

まとめ

という感じで、カーチャンのように、口開けてポケーッと聞いているつもりなら、時間の無駄ということがよく分かったと思います。
参加を考えている方は、カーチャンの二の舞にならないでね。
†┏┛墓┗┓†<俺の尸を超えていけ)

逆にいえば、やる気と社交性のある方だったら、これ以上のチャンスの場はないはずです。
アイシンはじめ、愛知県の大手企業の社員さんと直で交流できるなんて、なかなかないですよ!

このほかにも、若手用(といいつつ、実際は中堅どころが来てるらしい)勉強会や、夏のイベントなど、様々なプログラムが準備されています。

「何か新しいことがしてみたい!」という方は、ぜひ参加してみてください。
ハッカソンの本番は7/13〜14、

本番に
NAGOYA BOOST 10000