IT系夫婦がRaspberry Piをかじってみた。 ⑤スマートオムツペール編
こんにちは。カーチャンです。
小さなコンピュータ「Raspberry Pi(ラズベリーパイ、略してラズパイ)」を操作するシリーズ、
いい加減実用性のあるものを作りたいと思ったので、
オムツを捨てたタイミングで、自動的に日時を記録するゴミ箱、名付けて「スマートオムツペール」の作成を行います。
「ブログ」をもじって「プーログ PoopLog」 です。
MariaDBのインストールとデータベース、テーブルの作成
クラウド上のDBに書き込むなど色々やりたくはあるものの、
とっかかりとしてラズパイのローカルにデータベースを作って、そこに書き込みます。
インストール方法はこちらを参考にしました。
Raspberry PiでPythonからMySQLデータベースを扱う | MUDAなことをしよう。
データベース'pooplog_db'と、pooplog_db専用のユーザー'pooplog_user'を作ります。
pooplog_dbに、'cere_records'テーブルを作成します。
CREATE TABLE 'care_records'(
'id' int(11) NOT NULL AUTO_INCREMENT,
'care' varchar(10) NOT NULL,
'memo' varchar(100) DEFAULT NULL,
'entry_tsp' timestamp NOT NULL DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP ON UPDATE CURRENT_TIMESTAMP,
PRIMARY KEY ('id')
);
プログラミング
今回は、GPIO Zeroというライブラリを使いました。
電子部品ごとに命令がラップされているので、より簡単にプログラミングできます。
長押しすることを考慮し、スイッチを離した時にcare_recordテーブルに日時が登録されるようにしました。
カッコつけて英語で記録してみました。
本当は、ペダルの押し方でおしっこかウンチかmemo列に登録する内容を変えたかったのですが、
とりあえずウンチ(poop)固定になっています。
今後の展望
今回はローカルのDBに保管しましたが、GoogleやAmazonのデータベースサービスを使えば、なんちゃってIoT家電になります。
ペダルが一個しかないので、「ウンチがおしっこか両方か」という詳細なログはつけられないし、
専用品ではないのでペダルの接触が悪いなど、問題はたくさんありますが、とりあえずプロトタイプ的なものは完成です。
この記録システムを使って、WEBページから確認したり、LINEやAlexaとの連携もできそうですね。
そのあたりの技術も、時代に取り残されないためにいい加減勉強せねば……😰
このプーログは、現時点では電気食うだけのガラクタなのですが
そのうちこういうIoTグッズが出てくるんじゃないかな?と思っています。
思うに、もっと育児って省力化・IT化できる余地があると思うんですよね。
何事もアナログがいい、時間や労力をかけたほうが良い母親であるという風潮で、
母親だけ昭和に取り残されているような、そんな気がします。
ラズパイは気軽に電子工作ができるので、またアイディアを思いついたら作ってみようと思います。