オカンハック

母親目線での「便利!」を備忘録的に書き溜めていこうと思います。

暇だし「蘇」を作ってみるでおじゃる

こんにちは。カーチャンです。

新型コロナによる出校停止により、給食で使う牛乳や野菜が余ったり、卒業式用の花が売れなくなったりと、農業方面にも影響が出ています。
新型コロナウイルス感染症について:農林水産省

全然予測できなかった。

暇を持て余した子供たちとともに、歴史好きお母さんたちが、子供と一緒に「蘇(そ)」という古代食を作っているようですよ。

私も牛乳で作ってみました。

500mlの牛乳をひたすら煮詰める

Wikipediaによると、「蘇」は牛乳から作る古代の保存食だそうです。
蘇 - Wikipedia

蘇(そ)は、古代の日本で作られていた乳製品の一種で、乳汁をかなり乾燥させ長期保管に耐える加熱濃縮系列の乳加工食品と考えられている。
(中略)
文献には見えるが製法の失われた食品となっている。

奈良時代から平安時代にかけて作られていたようですが、製法が失われていることなどから、完全再現できない幻の食品です。
ロマンですね。

今回は家にあったパック牛乳で作ってみます。

グツグツ煮詰めていくと、ねっとりとホワイトソースのように纏まってきました。

中火〜弱火で1時間近くかかったかな。

少し焦げたけど完成。
握り拳大になりました。

食べてみると、ほんのり甘く、チーズのようななめらかな食感です。

水分を飛ばして作るということは、乳脂肪とたんぱく質の塊ということ…
これはカロリーの味ですね!

気づいたこと

製法は簡単なんですが、焦げつかないように見ていなければいけないので、手間がかかります。

コツとしては

  1. 強火にしすぎると吹きこぼれるので、中火〜弱火で煮る
  2. 鍋肌が見えてくるくらいからは、焦げ付きやすいので注意する。

ひょっとしたら、生キャラメルモードのあるホームベーカリーなら放っておいてOKかも。
今度試してみますね。

簡単なので、ぜひ作って古代のロマンを味わってみてください。